通勤用のスクーター。
フォルツァZ・ABS
別名「シルバーアロー」
12月の初旬に駆動系のトラブルを起こして以来沈黙を続けて早2ヶ月弱。
今日は最後の戦いに挑んだ。
今までの経緯をざっくりとまとめると
・ドライブベルトを交換した際に、レシオコントロールボックスの初期化に失敗し、LOW固定で変速しなくなった。
・思い悩んだ末に、4万円もするレシオコントロールボックスを購入してみたが、やはり駄目。。
どうやら、ドライブ側のプーリーの動きが悪くなっていたのがついにまともに動かなくなったのが原因のようだ。
・知り合いから、プーリー回りをゲット。固着している古いプーリーを苦心惨憺して取り外し、新品を組み込んだ。
しかし、レシオセンサーの位置がおかしくなっており、今度は中間レシオに固定となってしまった。orz
・念のため、新品のレシオセンサーを準備し、いよいよ最後の聖戦に臨んだ。
左サイドのボディカバーなどはずせるものは外して、なんとかレシオセンサーが見える状態にした。
しかし、指先は届くが手は入らないため、カプラーを外し、センサーを固定しているボルトを緩めるのにかなり苦労した。
指先でちまちまと回すものだから、もう握力ゼロ状態。(^_^;)
最後にボルトを抜くときはヘンなところに落とさないようにマグネットで慎重に取り外した。
なんとか取り外し、プーリーやベルト回りも外した。
レシオセンサーと連結するシャフトの回転方向の位置をあわせてから、プーリーを組み込む。
センサーも取り付け、ベルト回りも本締め。
カバーはつけずにそのままで、レシオコントロールボックスの初期化を行った。
一応、初期化は終了するのだが、結局いままでと同じくLOW固定固定のままで、いっこうに改善する気配なし。。。
事ここに至っては完全に心が折れた。orz
仕方ない。LOWのままとは言えゆっくりならば走れるので、バイク屋まで走って持っていくか・・・・
そう覚悟を決めたのだが、一つだけ気になることがあった。
初期化の課程でかかった時間が妙に短かったのだ。
初期化は今までにベルト交換のたびに何度と無くやっているので、そのときの課程は記憶にある。
コレで駄目ならばあきらめようと心に決めて、一つ一つあらためて確認していった。
初期化の際にしようするダミーカプラーの導通をテスターを使って確認する。
うん。問題ない。
各部の配線の接続を再確認し、初期化の手順を記憶に頼らずにマニュアルをあらためて確認しながらワンステップずつ、確実に進めていった。
今度はいつもの感じで初期化が終わった。
ダミーカプラーを外し、正規の状態にしてからおそるおそるメインスイッチを入れた。
今まではここまでは順調でも最後の最後でエラーメッセージがでていたのだ。
この2ヶ月の間に何十回、この手順を繰り返したことだろう。
しかし、そのたびにメインパネルにはエラーをあらわす「F」の文字が点滅を繰り返していたのだ。
もう、あきらめ気分だったがメインスイッチを入れても「F」マークがでない。。。。
おおっ????
まてまて、ぬか喜びはまだ早い。
落ち着いてメーター内の表示を確認すると、今までは消えたままだったモード表示もちゃんと光っている。
おおっ!!これは!!
はやる気持ちを押させつつ、エンジンを始動。
おおーっ!!! 正常だ。
メインスタンドをかけたままで後輪は空転状態でアクセルをあけてみると、回転上昇とレシオ表示は何となく大丈夫っぽい。
しかし、試運転をするまではわからない。
前にレシオコントロールボックスを交換した際は、変速はするのだが本来とは全く違うポイントで変速するため、全く駄目だったこともある。
一応、カバー類をひととおり、取り付けてから近所に試運転に出かけた。
おお。。。
おおおお。。。。。
おおおおおおおお。。。。。
やっと。。。。やっと。。。。。
どうやら大丈夫なようだ。
頬をつたって落ちるのは、心の汗に違いない。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
オイラが持てる限りの知識と経験を駆使し、ありとあらゆる友人ネットワークを活用して注いだ愛情に、シルバーアロー号がようやく応えてくれた。。。
おおっ。ラブ注入がきいたらしい。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
ひとまわりしてきて問題ないことを確認できたので、ボディーカバーをすべて取り付けて、きれいに洗車してやった。
さあ、これでいよいよ大台まであと300kmちょっと。。。
今週には目標?達成だ。
あ・・・・・
カバー類を外している期間が長かったせいか、適当にくみ上げていったらなぜかねじが2本余った。(爆)
まあ、あちこちを揺さぶっても特にぐらついたりしないから大丈夫に違いない。。。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
明日からはまた、快適かつ経済的なスクーターでの通勤の復活だ。(^_^)v