趣味の理由は? | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

以前も書いたことがあるが、写真を趣味にしてからは


写真を撮ってどうするの?
撮った写真はどうするの?


と聞かれることが増えた。


毎週のようにカメラを持ってサーキット通いをしているといえば、そう聞きたくなるのも無理はないのかもしれない。


ボクとしては趣味として写真を撮っている。


撮ること自体が楽しいし、今はポートレイトでもモータースポーツでも撮影に行けば知り合いもいるのでそういった意味での楽しみもある。


特にモータースポーツ撮影に関しては、技術的に難易度が高いカットを撮れるようになっていく上達の過程も楽しみの一つである。

「センス」が要求される風景やスナップに比べると、努力?した分だけストレートに結果に反映されるのだ。とてもではないが芸術家にはなれそうもないオイラだが、がんばれば、職人にはなれるかもしれないからだ。・・・・笑)


だから撮った写真をどうするか、なんていうのは二の次なのだ。




つりと将棋にたとえてみよう。



釣りが好きな人に、

釣った魚をどうするの?

と聞いたとしよう。


釣った魚は食べるんだよ。

といわれれば誰もが素直に頷くだろう。



しかし、

釣ることが楽しいので釣った魚はみんな海に返してしまうんだよ。

といわれると、疑問に思う人も出てくるだろう。
如何にスポーツフィッシングとかキャッチアンドリリースなんていう言葉を並べてもだ。


だが、当の本人にとってみれば当たり前のこととして、

釣るまでのプロセスを楽しんでいるのであって、釣果を競ったり、ましてや無駄な殺生はしないんだよ。

と思っているのかもしれない。


本人の自由であり、他人が介入する余地は微塵も無い。




では、将棋ではどうだろう。。。


なぜ将棋をするんですか?
将棋をさしてどうするんですか?
相手に勝ってどうするんですか?


あまり、こういう質問をする人はいないと思う。
はじめから将棋をさすことを楽しんでいて、その結果を求めている人が多くはないことを知っているからではないだろうか?




ボクにとっての写真がまさにそうである。


光を読み、カメラのセッティングを決め、如何にかっこよく決めるか。。

なかなか成功といえる一枚が撮れないからこそ、悔しくもあり、楽しくもある。

あるいは、表情を観察し、きれいな子はもっと綺麗に見える瞬間を、イマイチな子は人並みに見えるアングルを・・・。
そうしたものを探求しながらポートレイトを撮る。
これも楽しい。

ピットウォークでの傘もちのレースクイーンを撮るのはある意味、一発勝負だ。
目線がもらえなくても、いい雰囲気のカットを撮ることは出来る。

いやむしろ、ボクは目線の無いカットのほうが好きかもしれない。。。

一瞬の勝負。ある意味、これまた修行の場なのだ。(^^)v

(けっして、オイラがオネーサン好きだからだけではないのだ。バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!)



その修行の成果?が溜まりに溜まっている。セレクトがまったく進んでいないのだ。


今週末はどこにも出かけずにじっくりと向き合おうと思っている。

ようやく風邪?による発熱も落ち着いてきたことだしね。。。。