スキー競技。
高速系種目ともなると最高速は140km/hに達するという。
単にまっすぐ滑り降りるだけのスピードスキーではさらに速い速度で滑るが、アルペン競技の場合は、規制されたコースを滑るのでターンをしなければならないため、この程度(!!)なのだ。
一見平らに見える雪面も実際に滑ると意外に凸凹しているものである。
いかにコース整備がしてあるとはいえ、高速で滑走すれば雪面からの反力はかなりのものである。
そこに加えてターンによる遠心力にも耐えなければならない。
そこでボクが参加しているレベルの競技の場合における外力について考察してみよう。
一般的な大回転競技における最大時速はせいぜい60km/h程度だと思う。
実際にターンをしている際の速度を40km/hと仮定しよう。
遠心力は
F=mrω^2
であらわされる。
ターンの半径を仮に20mとすると、角速度ωは、
ω=(40x10^3/60^2)/(20x2xπ)x2π
=1.11 rad/sec
したがって遠心力Fを求めると、
F=mx20x1.11^2
=24.6xm N
=2.51xm kg
となる。
驚くなかれ、時速40kmで半径20mのターンをする際、体重の2.5倍もの遠心力が発生するのだ。
ということは当然、スキーヤーはその力を脚で受け止めるしかないわけだ。
雪面とスキー(のエッジ)のコンタクトを保ちつつ、体がつぶされないように体軸を作って耐えるしかないのだ。
よく骨格を生かしたフォームとか体軸という言葉が使われるが、抗すべき力の大きさをイメージすると、なるほどと思える。
ちなみに今のボクの体重は池中玄太である。(笑)
現在、進行中の
木馬スリム化計画
によると、来季までに10kg減る計算である。(オイオイ・・・)
そうすると、上の条件の下では
200kg
の加重を支えなければできなかったターンが
175kg
の力でできることになる。
実に12.5%も負荷が小さくなるのだ。
エッジが外れやすい硬いバーンや足場が崩れやすいやわ雪では圧倒的に有利になる計算だ。
ふっふっふっふ。
勝ったも同然だ。(^_^)v
見てろよー。。。。
ちなみに自らを律するために敢行した、エレベータ禁止条例を発行してから2週目に突入した。
本当は帰宅後、自転車こぎでもしたいところだが、晩酌とか、早く画像チェックをしたいとか、いろんな誘惑が多すぎて・・・・(^^;)
ま、あせらずに少しずつ。
今週末は、今シーズン最後の草レース。
正直、モータースポーツ撮影をはさんだせいでスキーに対するモティベーションはすっかり落ちている。
っていうよりもスキーをしていたのが遠い昔のような感覚すらある。
つい2週間ほど前までの行動パターン。
日曜の晩にスキーから帰ったら、ワックスがけ。遅くも月曜の晩にはワックスを入れる。
そして早帰りできる水曜日にワックスを剥がし、板の仕上げ。
金曜の晩にはスキー場に向かって出発。
3ヶ月に渡ってこれを繰り返してきたのが夢のようだ。
(´ー`)┌フッ
しかし先ほど、週末に使う試合用とインスペ用の板のワックスをはがして仕上げたところだ。
ここはもう一度気持ちを奮い立たせて、シーズンの締めをしてこよう。(^_^)v
ふっふっふ。。。