朝、会社に到着するとロッカーで作業着に着替える。
雨の朝などは、スチールのロッカーの上に傘を広げて干している人が山ほど居る。
傘の華がきれいだなーなんて愛でる気持ちには到底なれない。
エゴの象徴だからだ。
ちゃんと傘立てはあるわけだし、傘を間違えられるのがイヤなら自分のロッカーの中にしまえばいい。
帰りに雨が上がった場合には濡れた傘を持ち帰るのはイヤだという気持ちは理解できる。
しかし、帰宅時間も予報では雨であっても干している人が多い。
ロッカーのひとり分の幅は当然狭い。だからひとりが傘を干せば、5~6名分のスペースを占有してしまう。
この会社は遠からず滅びの道をたどるよ。確信する。
こんなことを言うと、したり顔をしてこんなことを言うヤツが決まって出てくる。
経済活動というのは基本的にエゴイズムに基づいているんだよ。
いや、そもそも資本主義はエゴそのものなんだよ。
問題のすげ替えも甚だしい。
別に宗教とか経済理念についてここで語るつもりはないし、議論をふっかけられても困る。
要するに、ルール以外の隙間を埋めるはずの、他人を思いやる心が失われていることを嘆いているのだ。
話は違うが雨と言えば、いい飽きたし、書き飽きたが雨の首都高速の事故の多さにも辟易する。
そういえば首都高速が4月から割引制度を一部廃止するらしい。
秋に実施と言われている「距離別料金制度」へ移行する布石なのだろう。
所詮、ばらまきのツケはどこかに来るモノなのだ。
ヽ(´ー`)ノ ハア