ホワイトバランスと秋の陽射し | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

先日、公開した2009ベストショットにはあえて入れなかったのだが、実はもう一枚、気に入っており、プリントしたものがある。



木馬の四方山ばなし-light

これは昨年の11月末にもてぎで開催されたミニバイクレースでのカットである。


このときは知人に頼まれて写真を撮った。
主催のHRCの好意でプレスビブを貸し出してもらっての撮影だった。
そんな経緯もあり、撮影データはまだ持っているものの、ホームページでの画像公開は控えていたのだ。


ヘアピンイン側の第2パドックを使ってのイベントだったため、主にヘアピンのイン側、そしてV字コーナーのアウト側での撮影だった。


その中でのお気に入りが上記のカットだ。

ヘアピンを立ち上がり、ダウンヒルストレートに飛び込んでいく手前のバックショット。
ちょうどコースサイドにススキがあったので、ホワイトバランスの色温度を少し高めにして、暖かみのある雰囲気にした。
もろに逆光だったのだが、コーナーポストの影に入り、ハレ切りをしての撮影だった。500mmに2倍テレコンでのショットだ。


秋の柔らかな陽射しがうまく表現できたのではないかと自分では思っている。



昨秋、11月のスーパーGT@もてぎでも同じように少し色温度をイジッテいろいろ試したのだが、秋の天気のいい日は色温度を6000~7000K程度にすると、いい感じで赤みが入る。



2010シーズンの開幕までもうすぐだが、今年はフレーミングやシャッター速度、露出の他に、こういった色味についてももっと試してみようと思う。
ホワイトバランスは、RAWで撮っておけばあとでなんとでもなるのだが、


やはり

見たまま、感じたままを一発勝負で切り取りたい

と言うのが、ボクの撮影理念だ。



遊びだからこそ、失敗を恐れず縛りをいれていた方が楽しいのだ。

もちろん、失敗する方が圧倒的に多いのだが、成功した時の喜びも大きいのだ。(^_^)v