スキー場に居ながらにして書くエントリーとしてはちょっとヘンだが、思い出したので・・・・(笑)
先日、お取引様へ出張したした際のこと。
九州にあるそのお取引先様は空港からかなり遠い。
しかも公共の交通機関では相当な時間がかかる。
そこで会議の時間を充分稼ぎ出すために、空港からはレンタカーで行くことにした。
これで片道1時間以上の短縮となる。
ジャパレンでクルマを予約する際に
エコカー
という区分があった。
見るとプリウスとインサイトが借りられるようだった。
そこでものは試しと、インサイトを借りてみた。
空港から宿泊先および、お取引様までの往復で、高速道路を含めて往復150km程度走行した。
そのインプレッションを一言であらわすと
普通じゃんっ!!
ハイブリッドだと知らないで乗ってもナンの違和感も無い。
信号待ちでエンジンが停止するが、これは今時のエコを意識したクルマなら普通である。
唯一ハイブリッド車であることを主張するのはメーターパネル内にある充放電バランスを示すメーターのみ。
それ以外は、違和感もない変わりに特別すごいと思うこともない。
パワーに関しても、高速での加速や巡航を考えても十分である。
静粛性もまあ、普及タイプの乗用車としては普通だろう。
外観からは後部座席のヘッドクリアランスがかなり狭そうに感じたのだが、170cmくらいまでなら許容範囲と言えそうだ。
今時のエコカーらしく、CVTのセッティングはひたすらエンジン回転数を低く抑える方向になっている。
信号発進時も2千回転くらいでエンジン回転の上昇が止まり、車速だけが上がっていく。
CVTならではの感覚だ。
スクーターのような乗り味と言ったらいいだろうか?
100km/h巡航時のエンジン回転数は2千。
しばらく前に乗ったことのあるフィットと同じようなセッティングだ。
結局、走る曲がる止まるのすべてにおいてごく普通の乗用車として仕上がっており、良くも悪くも驚くようなことはひとつもなかった。
返却時には自分でガソリンを入れずにそのままレンタカーの営業所に返したため、正確な数値は不明だが、請求されたガソリン代から推測すると、
燃費は約20km/L
くらいだったと思う。
高速を含め、空いている道を大人しく走ってこの数値はちょっと物足りないかな・・・・
おそらくフィットやヴィッツでも同じくらいの数値が出るはず。
とは言え、オトナが3人乗った乗用車がリッターあたり20kmも走れること自体、昔を考えたら充分驚きではあるが。
いや、昔じゃないな。
おいらのちび4駆なんて軽のくせしてリッター10kmからせいぜい13kmくらいしか走らないんだから。。。orz
もっともちび4駆の場合は100km/h巡航時のエンジン回転数は5千回転も回っているんだから、ロスが多くて当たり前だが。
やはり効率を追求するなら、走行速度に応じて最適な排気量というものがあるようだ。
軽の場合は、街乗り基準。
せいぜい、50~60km/hならばもう少し燃費も良くなるのだが、無理して高速を走っている時の燃費で比較するのは酷というものだ。
エコカーもその燃費は魅力だが、軽には軽のメリットもある。
毎年の税金や高速料金の安さがそれだ。
いくら高速無料化などと言っても絶対に首都圏が無料化されることはあり得ないので、軽のメリットは生き続ける。
わずか1年ちょっとで3万kmを走破したちび4駆。
これからの半年は雪山で大活躍だっ!!