幸いにしてボク自身のことではない。
ボクが愛用するカメラ。
キヤノン1Dマーク3のことだ。
発売当初からオートフォーカス機能に関連する部分に不具合が指摘され、発売後しばらくしてからようやくリコールとなった。
当然、その処理はとっくに終わっていたのだが、最近になってまたまたキヤノンからリコールのアナウンスがあった。
http://cweb.canon.jp/e-support/info/eos1dmk3.html
中央以外のAFポイントを使った際のピント精度が甘いという話だ。
ボク自身の実感として、中央以外のAFポイントで、AIサーボを使って追う時の応答速度というか追従性が低いというのは感じていた。
だから、動くものを撮影する時はほとんどの場合、中央のAFポイント(測距点)を使用していた。
他にもミラーがどうのこうのというのもあった。
上記のように特別不具合として感じているわけではないが、リコールが出た以上、点検をかねて出して置いた方が良い。
シーズン開幕まであとわずかという時期だが何とか開幕戦までには手元に戻るだろうと言う読みで、月曜の朝一でキヤノンの修理センターに直接持ち込んで依頼してきた。
来週までには戻ってくる予定だ。
リコールに関する点検のついでにもう一つ頼んできたことがある。
以前から時々起きる露出不具合の修理だ。
Tvモード(シャッター速度優先)やAvモード(絞り優先)で撮影している時、連続して撮っているにもかかわらず、突然、ドアンダーのカットが混じるのだ。
カメラ側の露出判断がおかしくなっているのだろう。
たとえばこんな感じ。
昨年9月のMotoGP@もてぎでのカットだ。
どちらもAvモードで撮影したにもかかわらず、上のカットは1/200秒、下のカットは1/2500秒となっている。
露出にして3段以上の差だ。
これを異常といわずしてなんと言おう。
昨年、既に2回ほど点検に出した。
不具合画像のサンプルとそのときに使ったレンズも預けたりした。
しかし、結論から言うと「原因不明」だった。
2度目は露出演算に関するボードを全取っ替えしてくれたらしいが、それでも時折発生していた。
今回も正直、直るとは期待していないが、それでもみてもらえば少しでも安心だし、発生頻度が押さえられれば・・・という思いもある。
果たしてどうなることやら・・・・