おとなのおもちゃといってもバイクの話だ。
けっして電気でぶるぶるするようなたぐいのものではない。
バキッ!!(-_-)=○()゜O゜)アウッ!
ましてやボクの四方山話にたどり着く、検索ワードNo.1の「三角木馬」とは無縁である。(爆)
ボクはCRF150R2というミニ・モトクロッサーを持っている。
持っているだけで実際に乗るのは年にせいぜい、3~4回程度という体たらくだ。
以前は、MXごっこをする時は、保安部品を外したCRM250ARに乗っていた。
コンディションのいい時ならばフルサイズは楽しく乗れるものの、マディではテクニックと体力の無さが露呈してしまい、
ミスして転倒する
→バイク起こしてエンジンかけるのにばてる
→ばててるからミスして転倒
→ばてる→・・・・(以下、延々と続く)
という無間地獄、負のスパイラルに陥ってしまうのだ。
それに今時、走れる林道は遠いところばかりだ。ナンバー付きバイクである必然性はかなり低い。
ならば軽くて小さめのオフ専用車の方が楽しい。
友人のXR100Rや、TT125LWなどに乗せてもらうこともたびたびあった。
遊びで乗るには良いのだが、やはりサイズが小さすぎる。特にポジションが窮屈だ。
CRF150Fという空冷エンジンのモデルがある。XR100よりはひとまわり大きいので、ポジションは我慢できる範疇だ。車体サイズと重さも体力のないおじさんに優しい。
加えて、エンジン特性も耕耘機のような?マイルドさで良いのだが、いかんせんサスペンションがプアすぎる。
フラットなコースでなら充分楽しめるが、ジャンプや連続ギャップがあるとストレスがたまる。
せめて、エンジンはこのままで良いから、CR85の車体(=サスペンション性能)だったらいいのにと以前から思っていた。
※ちなみにCR85R2にも乗ったことがあるが、車体は良いのだが、小排気量であるが故にうまく半クラッチを使えないボクにとってはとてつもなく難しいバイクだった。ピーキーな2サイクルエンジン特有の難しさだ。
泥ぬたの登りセクションなど、開け足りないと、モヘモヘモヘェ~とエンジンが止まりそうになって前に進まないし、開けすぎれば(小さくて軽い車体のおかげで)、パワーバンドに入ったとたんにエンジンが吹けあがり、フロントがあっという間に持ち上がってその場でひとりバックドロップをする始末だ。
2年ほど前にホンダから発売になった、CRF150R2。
4サイクル150ccエンジンを前述のCR85の車体に積んだような感じのモデルだ。
2サイクルのCR85よりも少しだけ重くなったのは残念だが、それでも充分軽い。車体サイズもほどほどに小さいままだ。
これこそ、待ち望んだものだと言うことで速攻で購入した。
しかし、実際に乗ってみると足回りはおじさんの体重を支えるにはちょっと弱い。
基本的にはアジャスト機構もついていて、すばらしいサスなのだが、いかんせんそもそもの想定荷重とSPG力がおいらの体重とあっていないのだ。(爆)
サスがよければよいほどもっと楽をしたくなるのがおぢさんの性(=泥沼の欲望)なのだ。(爆)
エンジンは曲がりなりにもモトクロッサー。びんびんとおじさんが失いつつある元気の良さを持ち合わせている。
ただし、泥ぬたなどで二足二輪で進まないと行けないような状況では元気がよすぎる。
空冷150の耕耘機のような特性とまでは言わないもののもうちょっとマイルドな感じが欲しい。
レシオもスプリントのモトクロスレースを想定しているので、エンデューロのような低速走行では少しハイギアードすぎる面もある。
購入後、リアサスだけはバネレートの強いスプリングを入れて、イニシャルをかけることでまあボクレベルが遊ぶには十分になった。
あとはフロントだ。
バネレートの強いSPGはだいぶ前に買ってある。しかし、作業が面倒なのでそのままだった。コンプレッションを強めにしてごまかしていたがやはり適正体重を大幅に超えている(^^;) ため、ちょっとしたジャンプなどでもフロントが弱く感じる。
そんな状態のボクのCRF。
結局、手間をお金で買うという「正しい社会人の遊び方」を選択した。
そう。購入した店に持ち込んで一切の作業をすべてやってもらうことにしたのだ。
フロントサス
ちょうどオイルシールが痛んでオイル漏れしているので、それの修理とスプリング交換をかねて左右ともオーバーホール。
リアサスは予算の関係でオーバーホールは見送り。
エンジンに関しては、フライホイールにボルトオンでつけるおもりがサードパーティで売っているので、それを装着予定。
かなりふけ上がりがマイルドになり乗りやすくなるらしい。
あとは先日、削って対応したステップ。
実は、CRF250R/450Rのものがそのままつくらしく、それにすると例のストッパー位置も問題なくなる上に、踏面が広くなるのでオトナには具合がいいらしい。これの取り付けは簡単なのでマシンが戻ってきたあとで自分で交換する予定。
それと、これも自分で交換するつもりだが、フロントのスプロケット14Tを購入済みだ。
ノーマルの15Tでは極低速時に1速でもレシオが速すぎることがあるので、これでかなり改善されるだろう。
とどめはスイングアームの交換。
あ、いや、これは性能向上ではなく、初期モデルの純正品の不具合で溶接部から折れるものがあるとのことなので、対策品への交換だ。
スイングアームの入荷まで少し時間がかかるらしいがほかの作業をあらかじめやってもらうために、今日、ショップにマシンを預けてきた。
ホントならば昨日のMXごっこに行けなかった悔しさをはらすために、ご近所コースで遊びたいところだが、今月はいろいろコースの工事があって走れる日も限定されるらしい。
それに週末の出勤が今週、来週だけでは終わらず、しばらく続く気配が濃厚なので、どのみち走る時間もなさそうだ。
ま、そんな訳なので本腰を入れてのマシンの修理、改良となった。
待ち遠しいものだ。
これからスキーシーズンに本格的に突入するが、冬のうちに何度か乗ってみようと思う。