危険というのはどこに転がっているか、わからないものだ。
昨今は聞いているだけで鳥肌が立ち、怒りで手がふるえてくるような、身勝手な事件がいっぱいだ。
先日、通勤途上でボクもまさか・・・というような場所で危うく車にはねれられそうになった。
駅からほど近い、片側1車線の道路。
幹線道路とは言い難いが朝晩は交通量はかなり多い。
ボクはスクータに乗り、赤信号を先頭で待っていた。
右から中型のパネルトラックがやってきて左折を始めた。
さほど広い道ではない。
十分に車速を落として慎重に曲がっているうちに車の方の信号が赤になり、車が曲がり終えるのと同時くらいにボクの方向が青信号に変わった。
ボクは慌てるでもなく、ゆっくりと発進。
すると左折していたトラックを追い越すように白いライトバンが右から飛び出してきた。
ボクは急ブレーキ。ABS付きなのでブレーキレバーにキックバックが来る。
ライトバンもブラックマークをつけながら急ブレーキを踏み、何とかボクの手前で止まった。
ボクも早めにブレーキをかけたおかげで最悪でもフロント周りにつっこまれるだけで体への直撃は避けられたはずだが、それでもバイクはもちろん、それなりに怪我をしかねない状況だった。
ライトバンが止まれたのはもともとほぼ停止状態からの加速だったので、さほどスピードがでていなかったおかげと言っていい。
運転席を見ると、60を超えたオヤジが一応、こっちに向かって謝りながらバックしようとしていた。
まったく・・・・。
すぐに謝っていると言うことは赤信号だったという自覚があると言うことだ。
そこまでどうどうと信号無視されたんじゃ、防ぎようもないよな。
ある意味、ブラインドだから出会い頭でもあったわけで、お互いに早めのブレーキで止まれたのは不幸中の幸いだった。
夏には職場の後輩がバイクで左折待ちで一時停止したところに後ろからトラックにつっこまれて未だに右手はギブスしているモンなぁ・・・
せいぜい、交通事故だけではなく、怪我には気をつけよう・・・
・・・・と手首に巻いた湿布薬がおいらの心にささやくのであった・・・(爆)