友人というもの | 木馬の四方山ばなし

木馬の四方山ばなし

趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

かつて、ニフティサーブ時代に初めてパソコンに触れ、ネットを通じて知り合う友人というものを知った。


たくさんの人と知り合い、親しくなった。しかし、中には自然に疎遠になった人も多々居る。


しかし、その一部の方とは今でも親しくさせていただいている。別に年中会うわけでも、四六時中、メッセージのやりとりをしているわけでもない。

しかし、互いにその存在を認め合い、尊敬しあえるからこそ、ボクの心の中で「友人」というポジションを占有し続けているのだ。


だからネット上でのメッセージのやりとりが年に数回しか無かろうが、実際にあうのは数年に一回だろうか、大切な友人なのだ。

その人の経歴や今現在のこと、住所、ましてや本名すらろくに知らないこともあるが、それであるが故にその人の本性を素直に見た結果の友人関係といえるだろう。



時代は流れ、昨今はパソコン通信なんて言う言葉はすっかり廃れた。

しかし、似たようなものはある。今やひとりが1台ずつPCを持つ時代だ。携帯ですら、パソコンに限りなく近い機能を持つ。

そんな現代の主流は、ミクシィに代表されるようなSNSだろう。


かくいうボクもミクシィは愛用している。ミクシィ絡みで知り合った友人たちも増えた。


ミクシィではマイミクさんと言って、友人を登録しておく機能がある。

ミクシィを使い始めて2年半。気づけばボクのマイミクさんも30人を超えていた。


端から眺めていてふと思った。

ボクのマイミクの基本は「面識のある人」である。実際にあって人となりをきちんと確認できた方を登録させていただくようにしている。


唯一、面識のないマイミクさんが居た。

ボクの友人の知り合いだ。

以前、友人のブログへのコメントを通じて何度かコメントのやりとりがあり、マイミク申請をして頂いたかただ。

しかし、この方はまるでログインをしている風でも無し、かといって元々、ボクとさほど接点のある方でもない。

申し訳ないが、さきほどマイミクさんから外させていただいた。


同様にマイミクさんを何百人も登録している方が、ひとりだけ居た。

以前からこの方はミクシィを使って何をしているのか、疑問だった。一度だけだが、面識もあるのでそのままにしておいたが、やはりろくにログインしていないようだし、ワン オブ ゼムのボクが登録を解除したからと言って、何も困ることは無かろうと判断し、マイミクから外させていただいた。


ネット上でのつきあいというのはなかなか難しいものだ。


テキストだけのやりとりでは時として誤解を生む。


だからこそ、テキストでのやりとりでもボクは挨拶はするようにしている。

だが、そうしたことを全くしない人もいる。

実体を見せずにちゃらけたことばかり書いている人もいる。それを面白いと思う場合もあるし、不快に思うこともある。


なかなかに難しいものだ。