バイク的D.I.Y.な一日 | 木馬の四方山ばなし

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趣味の話や日々の出来事を中心に何となく、自己満足のためにつづっていくブログです。

バイクには関係ないのだが、今日、バイクに専念できるように昨日のうちに受け取ってきた。
atomic


今シーズンの相棒だ。

アトミック

選手用

GS。186cm。2mmのプレートを入れた。


今シーズンも怪我無く、楽しく、成績は抜群で。


あわよくば、国体本戦にいけちゃったり、草レースで勝てちゃったり。



・・・・んなわきゃ、ないか・・・・




ってなわけで本題。

今日は愛車のミッドシップ4駆ターボを点検に入れる。

朝イチで預けて、代車に乗って帰ってきてからが本番だ。



まずは延び延びになっていた、通勤用フォルツァのエンジンオイル交換
こんなのはいつもやっていること。いざはじめてしまえば、30分仕事だ。



これはまだまだ準備運動。
これからが本番だ。


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リベンジ・・・

たしか、西武時代の松坂が使って以来の流行語だ。
もはや残念ながら市民権を得たと言っても良いかもしれない。

以前も書いたかもしれないが、ボクはこの言葉が大嫌いだ。

revenge:復讐


これほど禍々しい言葉は無いだろう。


先週末は、ほぼ一年ぶりに引っ張り出したCRF150R2のエンジン始動に手間取り、残されたわずかな体力ではマッドコンディションを走り回る気力もなく、惨敗だった。

しかし、リベンジとは口が裂けても言わないが、負けたままで済ませるわけには行かない。




先週は苦労の末、エンジンは何とかなった。

念のために、今週もうちにスペアプラグは手に入れておいた。


残るは、腕と体力の無さを補うために、ニュータイヤを投入するのみ。
今履いているタイヤはマシン購入時から履いているミディアム/ハード路面用だ。

ブロックの山はまだまだあるが角は完全に落ちている状態だ。
路面コンディションがいい時ならば、遊びで乗るには十分である。


しかし、先週、初試走した地元のコース。

先週は大雨の直後と言うことで極端に路面コンディションが悪かった。
しかし、それを差し引いても基本的にはソフト路面である。


丘陵地帯に位置するこのコース。路面は元はといえば、畑だ。
柔らかめの土である。



かつての桶川の様な粘土質の土とはかなりちがう。
走行後の洗車でも水をかけるだけでさらさらと流れていく感じである。乾いてもさほど固くはならないはずだ。
(かつての桶川と基本的に同じ水系に位置する川越オフロードビレッジなども桶川ほどではないが、かなり粘っこい土で有る。)


話は少し脱線するが、かつての桶川では晴天が続くと路面はそれこそ、カチコチに固くなり、ふつうのトレールタイヤの方がよかったりするくらいだった。
ところがひとたび雨が続くと粘土質の泥沼に変わり、ぬかるみが深い所など、
歩こうにも足が抜けなくなるほどだった。

ボクのオフロードデビューは今をさかのぼることウン十年前。文字通り、泥沼と化した桶川Bコースだった。



あれからそれなりに経験を積んできた。

そして、遊びで楽しくモトクロスごっこ、あるいはエンデューロをするにはいかに転ばないか、いかにスタックしないで走り続けられるかが、大事かと言うことを学び取った。


転倒すれば、マシンを起こしてエンジンをかけるだけで体力を消耗する。
疲れてしまえばマシンを押さえ込むことができず、また転ぶ。
負のスパイラルだ。

スタックもそうだ。
泥沼でスタックしたり、ぬたぬたの登りであがりきれずに転倒して何度もやり直していると、乾いた砂に吸い取られるように体力を消耗する。
結果は同じく、負のスパイラル。



だから、ボクの結論はこうだ。

タイヤはコースの中のもっとも滑りやすい区間にあわせたものを選択する。


だから常用タイヤは、ミディアム/ハード、もしくはミディアム/ソフト。場合によってはソフト路面用がいいばあいもある。(スペアホイールを持っていれば話は別だし、マメにタイヤを入れ替える覚悟がある場合もこの限りではない。)



乾いた、固いセクションではタイヤのブロックが腰砕けになって今ひとつ速くは走れないが、トータルで楽しく走るためにはスタックしないことの方が重要だ。
強いて言えば、ドライ区間が多いのなら、フロントだけは少しハード路面よりのタイヤを選ぶのも良いかもしれない。


そんなわけで、CRF150R2用に新たにタイヤを買ってきた。

ボクが行く可能性のあるコースの路面を考えるとボクのレベルに適したタイヤはこうなる。


W松・ご近所コース:ソフトorミディアム/ソフト
凸凹ランド:ソフトorミディアム/ソフト

川越オフビレ:ミディアム/ソフトorミディアム/ハード


こうなると、どれか一本となったら、ミディアム/ハードの選択肢は無いだろう。

あとは完全なソフトにするか、ミディアム/ソフトにするか・・・・

悩んだ末に決めたのがこれだ。


M

ミシュランのミディアム/ソフト。

ブロックのデザインが「M」型なのはやはりミシュランだからだろうか?(笑)


ミニモトのラージサイズ(フロント19インチ、リア16インチ)用とタイヤとしては、ダンロップからマディ用タイヤが発売されている。

依然、このタイヤをKLX250SRに履かせてエンデューロにでたことがある。
泥はいいが、乾いたところではフロントがよれてしまって今ひとつだった。あまりにもマディ・スペシャルすぎたのだ。

だから、今回は各社から出ているミディアム/ソフトを見比べて、もっともソフト路面向きなミディアム/ソフトを選択した。


ってなわけで前置きが長くなったが、CRF150R2のタイヤ交換。前後タイヤ共だ。ついでに以前から買ってあったヘビーチューブに交換。かつては何度もやった作業だが、久しぶりと言うことで若干手際が悪く、手こずる。


maintainance


まあ、でもフルサイズの17インチリアタイヤのビードの固さを思えば、なんと言うことはない。


wheels

こんな時もっとも手こずるのが
「耳だし」。

タイヤのビードがきちんとリムに押しつけられて初めてタイヤは機能する。しかし、エアコンプレッサーならいざ知らず、手押しポンプで空気圧を上げてもなかなか「耳だし」がうまくいかないことが多い。



crf



しかし、あらかじめビード(=耳)部分に「ビードクリーム」を塗っておけば問題ない。


bead cream


少々手こずる場合でも3~4kg/cm^2まで圧をあげてやれば問題ない。



前後で所要時間1.5時間と言ったところか・・・・。


さすがに久しぶりだったのでかなり時間がかかったが、以前は前後でも1時間あれば交換できた。
次回は大丈夫だろう。

タイヤを装着し、ブレーキの遊びを取り、チェーンの調整を終えたら終了。


crf01


取り出したノーマルチューブはスペアとして取っておくことにしよう。




タイヤが終わったら、CRFのエンジンオイルとミッションオイルだ。このバイクは4サイクルだが、ミッションオイルが別室のため、別々の作業が必要なのだ。


ラジエター液のチェックもして、わずかだが減っていた分、水を足す。


更に、サスペンションの調整。
リアサスのイニシャルを調整し、サグを出す。最後は前後のダンパーのコンプ/テンションを確認し、再調整。


crf02


言葉にすると簡単だが、なんだかんだで3時間程度かかった。
真夏と違って涼しい陽気だが、それでも汗が出る。Tシャツ一枚での作業だ。

慢性の腰痛と相談しながらの作業だ。(^_^;)



幸い、午後3時前には終わったので、写真の整理も出来た。




遅ればせながらの、MotoGP@もてぎの写真だ。


残るは全日本最終戦@岡山国際の写真だ。

明日にでもせっせとセレクトすることにしよう。