今日から、MotoGP@もてぎの公式走行がはじまった。
ボクも昨年までは土日でしか来なかったが、今年は金曜を休んでやって来た。
そして、今日、金曜日は唯一、パドックパスを買った日でもある。
いや、別にパドックでライダーに会いたいとかサインを貰いたいとか言うわけではない。
ボクはそう言うものはまったく興味はない。
それにパドックの雰囲気を味わうにはも海外ラウンド(ヨーロッパ以外という意味)はあまりに味気なさ過ぎる。
では、目的は何か・・・?
5コーナーのイン側から写真を撮りたいからだ。
ボクの知る限り、もてぎで一般客が入れるエリアのうち、地面と限りなく近い高さでイン側から撮れるのは、こことS字の1個目(もっともここは超望遠が必須だが。)だけ。
4輪は割とアウト側からの方が絵になったりするけど、2輪はイン側からのカットの方が断然かっこいい(・・・とボクは思っている)。
だから、ボクは2輪を撮る時は「イン側、低い目線」にこだわる。
もちろん、アウト側からでも良いカットは撮れる。カウルサイドのデザインを綺麗に撮るにはむしろアウト側からの撮り下ろしに方が都合がいい場合もある。
ま、パドックパスが買えるGP自体が珍しいが、そんなわけでボクはパドックに入りたい訳じゃなく、撮影したいポイントがたまたまパスがないと入れない場所なので仕方なく、一日だけそこのパスを買って入ったと言うだけのことだ。
明日からは、また、外回りとなる予定。(笑)
そんな訳なので今日は一日、5コーナーのイン側で撮ろうと決めていた。
しかし、昨日になって天気予報が激変して、金曜だけ、雨。
それでも今朝の予報では午後から雨だったので、何とか午前中にかけようと思っていたのだが、もてぎにつく直前から雨・・・・
それでもパスは買ってしまったのでめげずに、5コーナーへ。
でも、やっぱり、雨。
雨。雨。雨。
とほほ
しかしここでくじけてはいけない。
雨なら雨なりのカットが撮れるはずだ・・・・
撮影開始。
久しぶりの5コーナーはネットのふっといワイヤーに阻まれて今ひとつ納得がいかない。
でも、お昼頃には時々雨も上がるようになり、うまくすればドライ路面に変わりそうな予感もあり、結局一日、粘った。
しかし、宿に戻って画像を確認して二つショックな出来事が・・・・
一つ目
コンパクトフラッシュの一枚がお亡くなりになったらしく、画像を読み出せない。撮っているときは大丈夫だったのに。。。
詳しく確認したところ、撮影した画像のうち7分の1くらいがエラーで読み出せなくなっていた。
このカードは危なくて使えない・・・とほほ
二つ目
午後からはだいぶ目も馴染んできたので、600mmレンズにx1.4のテレコンを入れて寄りのカットを撮り始めたのだが、どうやらテレコンのレンズにホコリがついていたらしく、午後の画像にはばっちりホコリが写り込んでいた。
・・・とほほx2
今日の一番時計の
「ケーシー・ストーナーwithほこり」
だ・・・・・
ちなみにドカティの・・・・と言うよりもケーシーのマシンはクリッピングを過ぎると明らかに失火しているかのようなエンジン音をたてて加速していく。
あれがトラクションコントロールに寄るものであることは間違いない。
他のメーカーのマシンやドカの他のマシンは、普通にパーシャルからアクセルが開いていくに従って回転数が普通に上がっていく音がするが、ケーシーのものだけは違う。
やはりワークスドカはスペシャルなのかもしれない・・・・
午後も3時を回ると厚い雲のせいでだいぶ暗くなってきたので、250ccの最後の走行の途中で撮影をやめ、パドックに行ったが、確かにファン?たちがヤマハのブースやピットで「出待ち」をしている。
こりゃー、ライダーがかわいそうだぜ・・・・
おまえら、ちったぁ考えな。
上に向いてツバ吐いているのと同じだぜ。
いずれ、自分に降りかかる。
来年からはホントにパドックパスの販売は無いかもね。
そういえば、今日気になったのは、プレスエリアをチーム関係者とおぼしき連中がぶらぶらと見物しながら歩いていることだ。
あそこは危険を伴う場所だ。限られた人間以外は入っては行けない場所だという認識だったのだが、最近は違うのだろうか?
ワイルドカード出場の日本人の若手選手とおぼしき小僧まで、原チャリで見物しながら走っていた。
おいおい、どうなってんだよ・・・???
