今日は坪内隆直氏の写真展をみに品川のキヤノンギャラリーに来ている。
しばらく来ないうちにキヤノンの手前にあった三菱の展示ブースが無くなっていた。
自動車業界、厳しいからなぁ・・・
早めについたのでまずは展示をぐるりと一回り。
「我が愛するドン・キホーテたち」
http://cweb.canon.jp/s-tower/floor/1f/gallery/don-quijote/index.html
展示してある作品は写真集のものと同じようだ。
しかし、古き良きGPの世界が良い。
フィンランドGPでの踏切を通過するカットなど、今では絶対にあり得ないシチュエーションだろう。(踏切越えがあるのは今やマン島TTレースくらいだろう。)
写真集に掲載されて居る作品の他に、最近のデジタルで撮影したカットもあったがきれいな反面、やはり古いフィルム作品のざらついた感じが何とも言えない味を醸していていい。
午後から内氏の講演あるのだが、始まるまではまだ時間があるので、製品展示コーナーで発表されたばかりの
EOS 5D Mark2
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2008-09/pr-eos5dmk2.html
をさわってみた。
正直、普段1D系ボディを使っているボクにとっては、ふ~んって感じ。
隣に置いてあった従来の5Dといじり比べると確かに各部の進化は感じ取れる。
すべてにおいてレスポンスが良くなっている。またISO感度が、特に高感度側が強くなったのはありがたい改良点だろう。
でも、AFポイントが少なすぎる。
ニコンのD300にも負けて居るぞ。
やはりねらったポイントにAFをあわせつつ撮影するにはもっと選択肢が広い方が絶対に撮りやすい。
ファインダー視野率が従来モデルの96%から98%に改善されているものの、なぜ、100%にしない・・・???という思いの方が強い。
これではソニーのαにも負けてしまうぞ。
EF800mmF5.6レンズの実物を初めて見た。
http://cweb.canon.jp/ef/lineup/super-tele/ef800-f56l/index.html
さすがに買う気もないのに超高価なレンズをさわろうとは思わず、ショーケース越しに眺めただけではあるが・・・
大きさはほぼ、600mmと同じ。ただし、筐体が一回り細い。マグネシウムの多用と相まって、軽量化に貢献しているポイントなのだろう。
ま、モータースポーツを撮る限りにおいては、500mmと600mmがあれば特に不満はないのでこのとんでもない値段のレンズに手を出すことはないと思う。
さ、そろそろ講演の受付が始まるのでいくとするか・・・・
