♪じゃぁ~ん、じゃらじゃん♪
♪じゃ、じゃらじゃじゃ♪
♪じゃぁ~ん、じゃらじゃん♪
♪じゃ、じゃらじゃじゃ♪
♪ひげがぁ~、伸びているぅ♪
♪右あ~ごが~、とく~にぃ~♪
♪笑いたいきもする~♪
♪当たり前~過ぎぃ~てぇ~♪
♪Ukhuuu、Hu、Hummmm♪
♪Hah、Hah、Hah♪
(井上陽水 「たいくつ」風に・・・)
今回のツーリングはキャンプはやめて宿泊まりにしたので荷物を減らした。
しかし、実に半端な減らし方になった。
まずは、着替え。
下着は4日分くらい持っていた。
若い頃ならせいぜい、2日分。10代の頃なら1日分しか持たなかったものだ。
それに寒暖に対する備え。
暑いのは脱げばいい。
問題は寒いときの備えだ。
若い頃は寒ければ合羽を着ればいいと割り切った。
しかし、今回はゴアテックスのインナージャケットなど2枚ほど持ってきた。
カッパにしてもそうだ。
昔は安物しか持っていなかったから、というのが一番大きな理由ではあるが、かさばらなかった。
しかし、いま持ち歩いているカッパは丸めてもかなりのかさになる。
(もっとも今のカッパなら丸一日雨でも我慢できるが、昔使っていたようなカッパだと全身ずぶぬれになるのは間違いない)
やはり人間、年とともに便利なもの、快適なものを知ってしまうため、なかなか割り切れなくなるものだ。
今回の時期に関して言えば、着替えを割り切り、カッパもコンパクトタイプ。そしてPCなどをすべておいてくれば、荷物はデイパック一つで済んだはずだ。
Tシャツ、パンツにソックスを一枚ずつ。それにカッパと工具&スペアパーツ、地図。それにタオルを一枚とバンダナ。
これで十分だ。
ふ・・・
おいらもだいぶ浮き世の垢がついちまったようだぜ・・・・
ま、とはいえ、他のライダーに比べれば格段に荷物は少なく、ダート走行でもライディングの自由度を奪われることなく楽しく走ることができた。
ま、楽しさと、万が一の備えの妥協点という意味では悪くはなかったのかもしれない。
今回はさほど寒くはなかったし、雨も小一時間降られただけで済んだのもラッキーだった。
唯一最大の反省は、別のエントリーでも書いたが、タイヤ。
やはりダートをこれだけ走るならきちんとしたタイヤにしてくるべきだった。
いや、より速く走るためではない。安全のためのマージンを手に入れるためだ。
今回はたまたま何事もなく走り切れたが、やはりひと気のないダートの奥深くに一人で分け入るなら、安全に走行するためのマージンとして、きちんとしたタイヤを装着しておくべきだった。反省
それから、ドライブチェーン。
そろそろ交換時期なのは承知していた。
自宅には交換用に前後のスプロケットとチェーンが購入済みだった。
・・・・にも関わらず、交換推奨位置まで来ているアジャスタを承知の上でそのまま出かけてしまった。
やはり、北海道ツーリングでの走行距離を考慮して出発前に替えておくべきだった。
ツーリングの中盤で交換時期の目安を大きく変える位置まで調整することになった。
実際、ここまで来るとスプロケットもやせているので毎日調整しないとチェーンがだらだらになってしまうほどだ。
万が一、ダート走行中にチェーンが切れたら・・・・
北海道のダートでは、冗談抜きで命に関わる。
せめて帰宅後に交換しようかとも思ったが、こう暑いとやる気がでない。
いや、それ以前に今の腰の状態ではセンタースタンドをかけられないのでタイヤを外すのは困難だ。
ツーリング中はフル装備で240kg位と思っていた重量だが、あらためてホンダのHPでスペック(http://www.honda.co.jp/news/1998/2981221.html )を調べたら、
装備重量ですでに240kgある。
従って、荷物を積んだ状態では260kgはあっただろう。
そりゃ、足場が悪くなくても起こすのは大変なわけだ・・・・(爆)
ま、いずれにしても、また北海道のダートに単独で入り込むなら事前に予測されることはすべてやっておくべきだ。
つくづく反省・・・・・
北海道のダートでのマシントラブルや転倒トラブルなどはそれほど危険と裏腹だと言うことだ。
最低限、簡単な食料と水だけは用意した方がいいだろう。
究極のエマージェンシー対策は小型無線機を持ち歩くことかも知れない。
まあ、結果オーライではあるが、幸運にも泥ぬたでのぼてゴケでもすぐにリカバリー出来たし、通常走行中も何度か横を向いてしまうことはあったが、立て直して転倒には到らずに済んだ。
こうして無事に12年ぶりの北海道ツーリングを終えられたことに感謝。
あ、腰は帰宅後、バンテリンを塗りまくっているのでかなり良くなってきた。少なくとも電気が走るような激痛はもう無い。