チーム関係者やドライバーには申し訳ないが、ボクにとっての4輪撮影は
練習
でしかない。
すべては自分の技量を上げるためだ。幸い、チームや選手のことをほとんど知らないので、全く思い入れを持つことなく、ドライに撮影に徹することができる。
今日は600mmレンズに慣れることと、木馬スペシャル(石突き)のテストをかねているので、あえて難しい条件で撮影をし続けた。
そう、いつものごとく、スローシャッターの練習だ。
今日は未知の世界に足を踏み入れてみた。
しかし、ドピーカンなので明るすぎて、まともにやるとスローシャッターにはできない。
そこでカメラ側のISO感度はISO50まで落とすのは当然として、レンズには先日買った、NDフィルターを仕込んでみた。
今日はND2、すなわち、絞りで約1段分くらくなるフィルターをレンズに装着することで何とかスローシャッターを可能にした。
まずは、実力通り、順当な結果はこんな感じだ。
EOS1Dマーク3、EF600mmF4L USM、ND2フィルタ、Tvモード、評価測光(補正無し)、1/6秒
(鈴鹿サーキット、ヘアピンコーナー)
鈴鹿の中ではシケインと並んで車速の落ちるヘアピンですら、こんなものだ。
ま、これが実力というものだろう。
でも、上述の様に思い入れはないので、この選手だけは手堅いカットを撮りたい・・・なんて呪縛は一切無い。
だから、FCJのレース(12LAP)の後半はすべてこんな感じで撮ってみた。
すると、そこそこまぐれで当たらないまでも、かするカットがあるものだ。
まあ、あたりというにはほど遠いが、いまの実力ではたとえまぐれでも1/6秒でこの程度止まるカットがいくつか有っただけでも以前よりも進歩が感じられるというものだろう。
さて、明日は、どこでどんな撮り方をしようかな・・・・



