今週末は土日で尾瀬戸倉のポールレッスンに入るつもりだった。
しかし、日曜に急遽野暮用が入ったため、土曜の日帰りだけとした。
ここのレッスンは山岸さんという方がやっていて、大会などで使用していない限りは、グランプリコースという急斜面を使ってポールを張ってくれる。
午前はGS、午後はスラロームだ。
スラロームはほとんど練習しないのだが、あろう事か来週末の草レースでスラロームにもエントリーしてしまったので、付け焼き刃ではあるが少しはポール慣れしておこうという魂胆である。
それに急斜面でのGSの練習もしたかった。
しかし、先週から断続的に降り続く雪のせいでバーンがものすごく柔らかい。
昨日の参加者は30名程度とそれほど多くはないのだが、あっという間にコースが掘れる。
セット替えをしても1本目セットの溝を跳び越えていくことになるのではじめからかなり荒れたコースとなる。
そんなコンディションの中での練習となった。
午前のGSはかなり振ったセットで、ボクの大の苦手な深回りである。
おまけにコースが荒れてくるとまともに完走すらできず、途中でコースアウトしてしまう。
気を取り直しながらも頑張るが足の痛みもあり、集中できない。
午前はまともに一本も滑れないままに、6本で終了。
午後のスラロームはもっと悲惨だった。
あっという間に深い溝が出来てしまい、どうにも対応できず、まともにスキーが出来ない。
ものすごくへたくそになった気分。
ひどく落ち込む・・・・・
・・・・・なんてまあ、落ち込んでいても仕方ないので前向きに来週の試合に臨むしかないのだが…・・(笑)
しかし、つらつら考えるに最近はやはり「総合的なスキー力」が以前よりも落ちている気がしてきた。
確かにポール練習を繰り返すことで慣れによるタイム向上はしたし、多少なりともポールを滑るための技術も向上したとは思う。
しかし、様々なバーンコンディションへの対応力がかなり低下している気がする。
ポール練習は整地で行う。雪が降ってしまえばデラがけをして雪をどけてでもバーンを更地にしてしまう。
競技用の板ではコブなどを滑ったりするとすぐに曲がってしまうため、フリー滑走もいつしか整地でしかしなくなっていた。
しかし、そんなスキーイングがボクのスキーを弱いモノにしてしまった気がする。
もちろん、技術的には以前よりも向上しているはずだが、結局弱いスキーになり、ちょっと雪質がいつもと違ったり、すこし溝が深くなったりすると滑ることが出来なくなってしまったんだと思う。
これからは時間を見つけてはフリー滑走ではいろいろな斜面に飛び込んでいくようにしたい。