スポーツとルール・その2 | 木馬の四方山ばなし

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先日のボクシングのタイトルマッチをスポーツニュースで見たあとの感想を「スポーツとルール」というタイトルでここに書いた。


以前から亀田家の人々の言動が不愉快だった。


プロデビューしたての頃。
ビッグマウスは気に入らなかったが、それなりに試合では強かったので、期待の大型新人だな・・・位の認識はあった。
(もっとも、ボクは詳しくないが、弱い相手ばかりとマッチメイクしているという話も聞く・・・・3兄弟なのは知っているが、誰がどんな試合をやったのかは完全にごっちゃになって記憶しているので、今回の挑戦者である次男とは関係ないかも知れない。)


しかし、今回の件はスポーツニュースでちらっと見ただけでも不愉快この上なく、先日書いたような内容になった。

その後、数日が経つが、ボクシングに詳しくないボクにとっては驚くほど深刻な事態に発展しているようだ。


とにかく、オヤジと本人は公の場できちんと謝罪をすべきだし、相手のチャンピオンにもそう伝えるべきだ。

幸い、所属ジムの会長がそういっているそうなので、その通りに実行すれば少しは事態は収束に向かうだろう。


・・・・なんて思っていたら、昨日記者会見を開いて「一応」謝罪らしきものはしたらしい。
しかし、亀田選手は終始うつむいて言葉を発せず、バカオヤジの方もまさしく政治家の謝罪や反省と同じくらい心の入っていない言葉を棒読みしただけだ。


正直、オヤジの方はまるで反省しているとは思えない。


しかし、昨日はひと言も発しなかった息子も今日、相手の自宅に行って謝罪したらしい。さすがに昨日の記者会見では不十分だと理解したのだろう。


まあ、でも本当に反省したのだとしても、ライセンス停止の決定は覆すべきではないだろう。
自分のしたことを後悔しながら、1年間はひたすらストイックに練習することである。

いっそのこと反省の色が見えないバカあにきやオヤジとは離れて練習したらどうだろう。
本当に反省したのだとしても、今までと同じ環境にいたら、反省も一過性のものに終わってしまうだろう。(そもそも「反省のフリ」だけなら何をしても同じだが。)


先日のボクのブログは、亀田親子も不快だが、それをもてはやして増長させたマスコミにも再考を願う・・・と言う様なことを書いて締めくくった記憶がある。


奇しくも昨日のの日経コラムに同じようなコメントが載っていた。

さてはパクられたか・・・・って、そんなわきゃないか・・・(爆)


とにかく、ルールのない格闘技はただのケンカであり、殺し合いである。

ルールに則った上でエキサイトするのは大歓迎だが、守るべきことを見失っては行けない。


そういえば、このところのスポーツニュースはこの話題ばかりだが、若い力士を「リンチ」で殺してしまった件(あえてこういう表現を使おう)や、モンゴルに逃げ帰ってしまった我が儘な横綱の件は、どうなったんだろうね。


マスコミさん、火をつけるだけつけて、次々と渡り歩くだけじゃないでしょ。きちんと鎮火したのか、あるいは鎮火したあとの状況も伝えるのがマスコミ報道の義務でしょう。


記者としての誇りを持ってほしいものだ。
そうでないと、ただのパパラッチと変わらないよ。