写真というのは、文字通り「真(真実)」を「写す」モノである。
ある意味残酷である。
今回、自分で撮った8耐の写真を見ていて改めて思う。
トップライダーたちの走りとプライベーターたちに走りでは歴然とした差がある。
実際、撮影していても流し撮りが簡単なのはきまってコーナリングスピードの遅いライダーなのである。
そしてコーナリングフォームというか、マシンのバンク角をみるとそのライダーの力量が一目でわかる。
ほとんどのチームのゼッケンNo.やカラーリングは頭に入っていたがそれでも、おやっ!!意外に速いな・・・・とか、ビッグネームの割りにおせーな・・・・なんてのがわかってしまうのだ。
残酷なモノだ。
ボク自身がスキー競技に於いて、自分の写真やビデオを見たくないのも実は同じ理由だったりする・・・・・・(^^;)
ちなみに被写体にとって残酷な写真ではあるが、実は撮影者にとっても残酷で有ることを思い知らされている。
己の腕前のなさを眼前に突きつけられてしまうのだ。
とほほほ。
修行致します・・・・・はい。(^^;)
ちなみに8耐の撮影で思ったこと。
#39茶レンジャー
藤原/沼田 組
正直いってこのチームの走りは見ていてまるでときめかなかった。
二人ともそれなりに実績のあるライダーではあるのだが・・・・。
逆に目を見張ったのが、ナイトプラクティスでの、耐久チーム。
外人ばかりの耐久チームのライダーに関する知識はゼロ。
昼間の走りもそれなりではある物の、ちっともときめかなかったが、夜間走行になった途端、俄然、輝いていた。
2コーナーで撮影していたのだが、1~2コーナー間のスピードが明らかに違う。
これが24時間戦う連中の真骨頂かぁ~と感心することしきり・・・・・