金曜の晩にアフリカツイン(http://black1.sakura.ne.jp/africatwin/shogen.html )を友人に貸し出した話は書いたと思う。
昨年の5月連休に乗ったのが最後だったはずだから、丸一年以上乗っていない計算になるが、バッテリーのケアだけしてやったら、あっけないほどすぐにエンジンがかかった。
このバイク、かつてのパリダカールラリー用マシンのレプリカと言うことになっている。
ラリー系・国産ビッグオフローダーのはしりである。
しかし、友人のファーストインプレッションもσ(^_^;と同様だった。
つまり、純然たるオフロードバイクではなく「オフロード風ツアラー」と言うことである。
所詮、普通の人間がこのバイクで飛んだり跳ねたりするのは体力的、技量的に相当ハードルが高いということである。
また、タイヤもそういうタイヤではない。
まあ、ロングツーリングに行きたくなるようなバイクであることに違いはないけどね。
もしもそんな腕がσ(^_^;にあったら、迷わずBMWのR1200GS(http://www.datz-bmw.co.jp/bike_lineup/R1200GSAD.html )を買っているだろう。
しかし、現実は・・・・・。(とほほ)
今朝は、アフリカツイン同様、昨年の6月以降ほこりをかぶったままだった、
BMW・R1150Rロックスター
(http://motorcycles.about.com/cs/makesandmodels1/p/04bmwr1150rrock.htm
)
(http://www.roadrunner.travel/?page=http://www.roadrunner.travel/mags/03sept-oct/rockster.html
)
(http://www.datz-bmw.co.jp/bike_lineup/R1150RR.html
)
を引っ張り出した。
今日、ディーラーに持っていき、3ヶ月も待たされて漸く納入したばかりのETCを付けて貰うためである。
漸く代車のあてがついたとのことだ。
ロックスターで走るのは丸一年振り。2月頃に一度エンジンはかけたものの、今朝はすぐにエンジンがかかるか、ちょっとドキドキだった。
このバイクは車体のほぼ中央にバッテリーが搭載してある。「マスの集中」と言うことらしい。
しかし、その代わりにバッテリにアクセスするためには、燃料タンクを外さないとならず、これがまたとてつもなく面倒くさい(らしい・・・・やったこと無いので)。
その代わり?にエンジン本体にプラスとマイナスの端子がでており、外部からブーストできるようになっているのである。
便利なんだか不便なんだかよ~わからん。
おまけにシガーソケットみたいな端子もあり、そこにつないで充電するための、純正トリクル充電器の設定まであるのだ。
通常、保管しているときの自然放電を防ぐためにつないでおきましょうということらしい。
急速充電にくわえ、上記の充電器を最近はつなぎっぱなしにしてあったので、バッテリーは満充電にしてあるものの、何度も放電させてしまっている所為でかなり弱っているのも事実。
確実に始動するために、クルマからブーストしつつ、セルスイッチをおした。
これまた、アフリカツイン同様、あっさりかかった。
しかも、しばらく暖機したあとだったら、ブースト無しの自力でもなんとかエンジンをかけることが出来たので、安心してディーラーまで乗っていけそうである。
自力でかけられないことを想定して、念のためにブースターケーブルをバイクに積んで行く予定だったのである。(爆)
・・・・・ま、結局ケーブルは積んだままでディーラーに行ったけどね・・・・
しかし、ほぼ1年振りにのったボクサーツイン。
やっぱり、排気量がでかいおかげもあり、トルクフルだが、シャフトドライブのトルク反力も手伝って、正直なところ、さほど快適なエンジンとは言い難い。
それに前後のテレレバー(後ろはパラレバー)と言われるダブルウィッシュボーンもどきのサスは剛性感が低く、まるで重くてでかいスクータに乗っているようなフィーリングである。
やはりこれは淡々と長距離を走るバイクであり、コーナーを攻めるバイクではないと思う。
昨年、車検を取ったときに明らかに日本人の体格には会わない広すぎるバーハンドルをロードスターのものに交換して貰ったおかげで、ポジションだけは普通になったのがせめてもの救いだ。
しかし、久しぶりに引っ張り出してみて、あらためて感心することがある。
例え、ホコリまみれだろうが、クモの巣が張っていようが、プロペラマーク(BMWのエンブレム。4輪も同じ。)の威力は絶大だと言うことだ。
首都高速を走っていても、明らかに存在感があり、周りのクルマが一目置いているのがありありとわかる。
後続車の車間距離の取り方も、明らかに違う。
これぞ、ブランド力ということだろう。
バイクのことを知らない人でも、一目見ただけで、ありがちな国産車とは違うと言うことを理解できるほどのアイデンティティを持っているということだ。
σ(^_^;自身にはブランド志向はあまり無いが、正直、少々くすぐられるのも事実だ。
これが所有欲を満たす、あるいは持つ喜びということなのだろう。
ま、いざ乗ってみるとどうってことはないバイクだし、ずっとチープなVTR250あたりの方が操っている感じがして実は楽しかったりするんだが・・・。
この週末は、フォルツァにカメラ機材一式を積んで長野まで行って来た。
カメラ一式と言ってもボディとレンズ4本、その他、もろもろをいれると結構な重量になる。今回はコンパクトなペンタックスではなく、キヤノン・EOSを持っていったので尚更である。
それを後部座席の上に縛り付けて、中央道を走っていった。
明らかにリアヘビーであり、コーナーではフロントが負けてラインがいつもより50cmくらい大回りになる印象だ。
しかし、いうことを聞かないバイクをねじ伏せて曲がるのも結構、自虐的な楽しみではある。(笑)
帰りに渋滞のすり抜けでも、前を走るオフローダーくんをさりげなくあおり倒してじわじわといじめて楽しんでしまった。(^_^)v
はっはっは。悪い事したなぁ~。
でも、焦りすぎて突っ込みすぎない程度のあおり方に止めておいたので勘弁して貰おう。(爆)
それに他の大型バイクの連中はあっという間に白旗を揚げて道を譲ってくれるのに、チミだけはよ~く頑張ってたと思うよ。褒めてやろう。ほっほっほっほ。
(実はσ(^_^;だってでかいバイクになった途端にかえってペースが落ちることは内緒なのだ。)
来週の月曜にロックスターを受け取ったらしばらく通勤で乗ってやるかな・・・・。
梅雨時に入りそうだが、機械なんて使ってナンボだからね。
いくら高価なBMWとは言え、ホコリをかぶらせているよりは、雨の中でも毎日乗ってあげた方が喜ぶというものだ。
きっと、若くして逝ってしまったロックスターの前オーナーも喜ぶに違いない。
σ(^_^;としてもご両親からこのバイクを預かった以上、売ることなど絶対に出来ないし、しない以上、乗ることがせめてもの供養になる。
一回忌が過ぎてもう3ヶ月になるが、近い内にいわきまでお墓参りに行ってこようと思う。
もちろん、その時はロックスターで行く。
例え、雨だろうとね・・・・・。
