何年か前から、コロナコロナと騒動になっていましたが、我が家も遅ればせながらとうとうコロナ体験をすることになってしまいました。
(;´Д`)
コロナをもらって帰ったのは、じいじでした。
なんと健康診断を受けに行った「病院」から……(爆)
どーなんでしょうねぇ、これ。
健康を気にして、わざわざ出かけて行ったのに、いらぬ病気を持ちかえらされ?たんですよぉ。
笑うしかないですよねぇ。
用心深いじいじは、コロナの予防接種をしこたま受け続けていたので、37度台の微熱で済んだのですが。
まずは子守をしていた一歳のセブンにうつり、セブンは40度の高熱が出て、火が付いたように泣き始めます。
これは様子がおかしい。ただの風邪じゃなくて、インフルエンザ??
そんなことを思う間もなく、そばで不安そうに弟の様子を眺めていた三歳のムッタがくずおれ、38、39と熱が上がっていきます。
そんな子どもたちを必死に看病していたお父さんがあっという間に倒れ、買い物から帰ってきて看病を代わったお母さんも倒れてしまいました。
二階に避難していたはずのばあば(じいじより予防接種の回数が一回少ない。オミクロンは接種済み)も、何時間も経たないうちに、38度の熱が出て起き上がれなくなりました。
たまたま土・日で休みの日だったのが良かったのか悪かったのか、とにかく家族総崩れで悪夢の週末を過ごすことになったのです。
週明けの月曜日になり、子どもたちを病院に連れて行ったお母さんが帰ってくるとすぐに、「ばあば、コロナじゃったわー。これ、ばあばたちもコロナだよ~」と教えてくれました。
アハハ……(;'∀')……こ、これがコロナかぁ。
風雲急を告げるかのような、スピード感のある感染力。
普通二、三日するとよくなり始めるハズの風邪の症状が、四日経っても五日経ってもよくならないという病状のしつこさ。
熱が下がった後の咳なんて、二週間も三週間も平気で続きます。
何度、咳止めシロップを祈りながら飲んだことか。
そして、治りかけているのに頭痛がしたり、胸がゼイゼイいったりと、とにかくしつこく後追い症状が出るのです。
半月ほどは、どうやって過ごしていたのかわからないぐらいぼんやりとした闘病の日々になりました。
これで、一時よりも病態が軽くなっている「らしい」んだからねぇ。
コ・ロ・ナ、どんだけぇ~!( ゚Д゚)
さて、家族中が寝込んでしまったウイッチ家で、のほほ~んと過ごしている御仁が一人おりました。
リノさんです。
なんとコロナ菌が蔓延していたこの家で、一人だけ感染しなかったんですわ。(驚)
欠かさず予防接種を受けていた効果がでたのか、
気切にはめている耐菌?キャップのおかげか。
とにかく無事に大過をくぐり抜けてくれました。
強かー。
なんともありがいことです。
皆、体調が悪くてヒイヒイ言いながら、リノにうつらなければいいがと心配していましたからねぇ。
やれやれでした。
そして、ばあばの親、リノたちからするとひいじいとひいばあ、にも心配をかけました。
二人とも大年寄りになっているので、最近は一週間に一度は食料を携えて顔を見に行っていたんですが、コロナに感染したここ一月あまり、ずっと尋ねられていませんでした。
買い物に行けずに、無くなって困っているものがないか。年寄二人だけで大丈夫か、と心配していましたが、電話でも「コロナ菌を持って来られる方が迷惑じゃけん、完璧に治るまで来たらどうならん!」ときっぱりハッキリ告げられていました。(笑)
結果、この大年寄りさんたちの方が元気ピンピンでしたわ。
介護されている側の人たちって、普段から用心しているからなのか、こういう時に強いですねぇ。
なんか、釈然としないものも感じますが、「終わり良ければ総て良し」と思うことにいたしましょうかね。