今日はお母さんのネムルーが、乳がん検診で引っかかった「細胞診検査」の結果を聞きに行くために、病院へ行きました。


なのでリノは、ばあばと留守番です。


いつもは、リノが午後のミルクを胃瘻に注入されながらウトウトと寝ている時に、ネムルーは買い物に行きます。
けれど今日は状況が違いました。

ネムルーの診察予約時間が、訪問看護の看護師さんが来る時間と、リノの午後のミルクの時間にかぶっていたのです。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン


ばあばは、久しぶりの訪問看護師さん対応を任され、重ねて胃瘻注入の「二回目」にチャレンジすることになったのです。(^_^;)
が、がんばっ!


昨夜、寝る前に医療手技を頭の中でおさらいしましたよ。(笑)


昼前に一階に下りると、リノはいつになくピンピンしていました。
両腕を広げて足を踏み鳴らし、ブルブル震える発作は初めて見ました。
気切の吸引も頻繁で、吸引祭りの様相です。

リノが不安に思っているのか、ばあばが不安に思っているのか、どっちなんでしょう?
(;´∀`)

ネムルーが注入についてのメモを書いてくれていました。
★ ミルク、スプーン6杯で120mlのお湯と水を入れる。
★ 薬チザニジンを3mlの水で溶いて入れる。
★ ピーチジュースを40ml入れる。
 

ここで、ピーチジュースと書いてあったので、胸をなでおろしました。
ε-(´∀`*)ホッ
最近は、腐りやすいので凍らせた野菜ジュースを、湯せんにして溶かしてやっているのを見ていたからです。あれをするのかぁとビビっていました。

ネムルーはめんどくさがりのラクーの性格を把握していますね。

ちなみに野菜ジュースの方は、10時のミルクの時に注入したそうです。


訪問看護師さんは、ものすごく久しぶりのNさんでした。
(´;ω;`)
いつもはYさんなんですよ~


それでもNさんの方は、ばりばりリノを看護していた頃のラクーばあばを覚えてくださっていたようで、話が弾みました。


最初は看護師さんが帰ってから、ゆっくりとリノにミルクを注入する予定でしたが、リノの筋緊張が激しかったため、ラクーはリノをお風呂に入れてもらっている間に、ミルクなどの注入の準備を整えることにしました。
看護師さんにチェックしてもらったほうが安心だと思ったのです。


シリンジ(おもちゃの注射器のようなもの)が35ml用のものなので、40mlのジュースを準備するのは手間でした。
しかし看護師さんのNさんに言わせると「50ml用のシリンジは長すぎて扱いが面倒なので、
35ml用を小分けして使う父兄の方も多いんですよ」とのことでした。
なるほどね。

こういうことは、経験豊富な方に聞くのが一番です。

ラクーが「久しぶりで慣れていないんですよ~」と言い訳しながら、胃残チェックや注入をしていると、Nさんはずっと見守ってくれて「大丈夫、できてますよ!」とラクーを励ましてくれました。

やれやれ、思っていたよりも手順を覚えていてほっとしました。

リノも看護師さんが帰ってしばらくはピンピンしていましたが、ミルクの注入が進むにつれて、いつものように熟睡し始めました。

ネムルーが遅くなった時のことを心配して、ラクーはメモ帳に追加の二文を入れていました。
★ ミルクの後の水は10ml
★ その後、空気を3ml

けれど、リノが寝ている間、ラクーが手話を「あ」から「ん」まで練習している時、なんとネムルーが帰って来たのです!

ふぉ~
やれやれです。

 

ラクーばあばの二回目の注入付き看護は、こうして無事に終わりを迎えたのでした。
\(^o^)/


ちなみに、ネムルーの検査結果は「問題なし」でした。
\(^o^)/よかったよかった。