
君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく、
自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。
御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時の方が、
国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい。
一生御苦労なことだと思うが、 国家のために忍び堪え頑張ってもらいたい。
自衛隊の将来は君達の双肩にかかっている。
しっかり頼むよ。
1957年(昭和32年)3月26日 防衛大学校 第1期学生 卒業式にて
吉田茂 元内閣総理大臣 訓示
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自衛隊だけじゃないと思う。
復興支援やボランティアはうっかりすると「自分のため」になっていたことに気がつかない。
もっと謙虚になろうとすることが「復幸」への糸口のような気がする。
大人が変わっていく努力をすれば世の中も変わっていく気がする。
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