いやー……とにかくケンカ。
ケンカ、ケンカ、ケンカ映画。
原作は読んだことが無いのでわかりかねますが、久々に不良モノを観ました。
勢いづいて「ドロップ!」まで見ましたけど…
とにかく画面いっぱいに野郎どもが暴れています。
なんていうか……
スカッとしました笑
馬鹿馬鹿しいと思いつつも、あのエネルギーに圧倒されました。
なんでケンカなの?という疑問はこのさい置いておいて。
オトコ臭さも幾分スタイリッシュ&スイーツですけどそれくらいがちょうどいいな。
男臭さ全開ってのはやっぱり任侠とかVシネマになっちゃう。
イケメン…というか男前の基準がちがいますもんね。
ケンカ映画だけど役者はイケメンで線が細い子ばっかり。かたや任侠ものになるとまさにガチムチというか……笑
主役を張るひとが全然違ってきます。
この映画も現代の不良のカッコよさとやっぱり女性の観客動員を意識してるのかなーとも思いました。
ケンカのシーンはCGまで使っての大迫力。飛んでます笑
ただボコボコにされてもみんなすぐ復活したりするのは若さ?
リアルにあれだけケンカしたら歯なんて折れちゃうだろうし、鼻だって曲がるか陥没かと思うけど、そんなことは野暮ってもんでしょうかね。
小栗旬が主役と聞いて、え?線が細すぎじゃないの?と思いましたが、演技上手くなってますよね!
なかなか迫力ありましたよ。ただ、よく「木村拓哉」は何を演じても「木村拓哉」と言われちゃってますけど、小栗君もちょっとそのような傾向が…無きにしもあらず…。
忙しすぎていろいろなキャラと被っちゃうのかもしれませんけどね。
山田孝之さんはいいですね。
小兵ながらケンカが強くて義理人情も厚くてやんちゃな感じがよく出てたー^^
しかし今回一番ギャップに驚いたのはこの人ですね。
大東俊介君が演じる桐島ヒロミがよかったです。
え?あの大東俊介??って感じでしたよ。
このひと前髪あげてるほうが絶対イイと思うんだけどな。
目力がこの役では活きてました。
ともあれ、こういう「強いワル」ってオトコの人の憧れでしょうね。
演じてる役者さん達が生き生きしてました。
任侠映画を見終わるとなんとなく肩で風切って歩いちゃうっていうか笑
みんな完全になりきってる。
昔はこういうの嫌いだったのに、これは結構面白かったです。
年を取ったせいでしょうか、男気に感動したりもして。
真っ直ぐな感じがいいです、ワル共の。方向性は別としてもw
ま、ちょっとみんなタバコ吸いすぎだったけどw
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