イーハトーブ音楽祭2009 | モコログ~Go*Go*RadioDays~

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~エフエム岩手「モコの夜はこれから!」(毎週火曜日PM7:00~55)

のパーソナリティ、モコのゆるい風まかせなブログです

初めて参加させていただきました。



宮沢賢治の愛した町の音楽祭



そこへでかけて思うこと徒然。



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イーハートーブというのは賢治の造語ですが、これはイコール理想郷というふうに周知されていますよね。



これってすごいと思うんですよ、いつも。



私は特に賢治の擬音が大好きです。



風が



「どっどどぅ~」と吹くとかね。



そういうふうに聞こえます。擬音を生み出すということは、文字で音楽を作るということです。



賢治は文字で音楽を生み出す天才じゃないの??と感じるのです。



そんな強烈な遺伝子を内在する街がこの「花巻」であり、それが表にひょっこり顔を出し始めたのがこの「イーハトーブ音楽祭」なのではないでしょうか。



雪解けの川原の土手からふきのとうが顔を出すようなイメージの音楽祭。



この音楽祭はまず場所がとても素敵でした。



街の真ん中を流れる川の上流がAステージ、下流がBステージでPAもステージの設置も至ってシンプル。



でもこれがとてもいいロケーションです。





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上手く撮れてないなあww奥にあるAステージ。



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洗濯物じゃないよ!Tシャツコンテストなんだけど裏から撮ってしまったw



AステージとBステージを繋ぐ道でアートフェスタ、アートカフェが。



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蔵もあったりして最高。



お天気もなんとか持った二日間でした。



全部見れるわけではなかったのですが、それでも出演バンドはバラエティーに富んでいました!



まず年齢の幅がすごい。まさに子供からおじちゃん、おばちゃんまで。



ジャンルもロックあり、ジャズあり、そして珍しいところでは二胡のソロ演奏。



子供達のスィングジャズバンドとかね、実に様々な音楽が奏でられています。



ちなみにワタクシも二日目の15時すぎに参加。



「カツモッコリ」というすごい名前のトリオでww出させていただきましたw



G:カツ



Vo:モッコ(モコ)



Dr:リ



ドラムというかカホンなんだけどなんて書けばいいのかわかりませんでした^^;



一応セットリストね。



ばらばらですごいですよねw



○Time After Time(シンディ・ローパー)
○真夏の果実
○キューティーハニー(ロック大人バージョン)
○歩いて帰ろう



温かい手拍子など、ありがとうございました、楽しくできましたヽ(´▽`)/サンクス!



年齢や肩書き関係なく、音楽好きな人たちが集まる空間。



その中心は川で、水辺に人々が集い、歌う。



賢治のイーハトーブの中のワンシーンではないでしょうか。



「イベント」としてみれば考慮すべき点はいくつも考えられます。



ですが、この雰囲気に勝るもの無し。今後の方向性はわかりませんが、自然と街と音楽が共存するこの風景を残していってほしいと思いました。



来場者も決して多くはなかったけれど、このアットホーム感がたまりません。



高校生が一生懸命ボランティアで走り回っていたのも印象的。



年数を重ねて、どのようなイベントになっていくのか、見守っていきたいと思います。



さて、Tシャツのデザインコンテストですが。



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わたしの一押しは優勝ではなかったけどw



コレ!



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やっぱり花巻といったらコレだよね~ww







宮沢賢治からまるかんのソフトクリームまで感じることができるイーハトーブ音楽祭。



是非、来年も開催してください!!