「けふからは 日本の雁そ 楽に寝よ」 一茶
一茶も、渡って来たばかりの雁をいつくしむ温かな視線で…
と、「野鳥歳時記」に書かれています。
早朝はねぐらの池や湖沼から、
夕方は昼間を過ごした草原からねぐらへ、
と、群れて一斉に飛び立つ風景は
いつ見ても感動します。
ヒシクイ、マガン、シジュウカラガン…
ヒシクイ
近年は保護増殖活動(カナダ?)によって
増加傾向だという
シジュウカラガン
着地の姿がかわいい!
ガンたちは
この北海道の十勝平野などを中継地として
また宮城県、新潟県、石川県、滋賀県などへと
越冬地を求めて飛んでいく。
日本が居心地よい地でありますように。
追加
11月2日日経夕刊の記事
【日本で越冬するガン類の9割ほどが宮城県北部で過ごす】