第18旅第3章:土讃線 | もこ太郎の平成阿房列車

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土讃線(どさんせん)は、香川県の多度津駅と高知県の窪川駅の間198.7kmを結ぶ、予讃線・高徳線と並ぶ、四国三大幹線のうちのひとつである。
幹線と言っても全線単線で、多度津~琴平間以外の区間は全て非電化となる。

琴平~土佐山田の区間では、急峻な四国山地を貫く山岳路線で、峡谷の合間を縫うように走る。2ヶ所のスイッチバック駅(そのひとつが坪尻駅 )、100を超えるトンネルをはじめ、車窓から非常に美しい景色が臨める路線である。

また土讃線には、
「大歩危(おおぼけ)」、



「小歩危(こぼけ)」、



「御免(ごめん)」といった珍名駅を所有していることでも有名だ。
大歩危付近では、美しい吉野川の渓谷を臨むこともできる。


四国の鉄道ホットスポットと言えば、
ホームから瀬戸内海を一望できる、予讃線の「下灘(しもなだ)駅」や、
全国でも珍しい、鉄道同士の平面交差がある伊予鉄道大手町駅などが挙げられる。
最近は、予土線に0系新幹線をかたどった気動車がデビューしたことも注目されているが、
個人的に土讃線も、絶対に外してほしくないところである。


坪尻をたった列車は、次の箸蔵(はしくら)駅を過ぎると、吉野川を挟んで進行方向右へほぼ180度旋回し、佃(つくだ)駅に着く。
ここも土讃線の見所の1つであろう。

6時31分、阿波池田(あわいけだ)駅に到着。



阿波池田は、四国では高松駅の次にホーム数が多い大きな駅(高松は9線、阿波池田は5線)。
特急を含めて、全ての列車が停車する主要駅。
「よしの川ブルーライン」の愛称をもつ徳島線の起点駅にもなっている。

その割には、1日の平均乗車人員は、千人に満たっていないらしい。
確かに、ホームからは山裾が見渡せ、非常に長閑な印象を受ける駅であった。
こういう雰囲気を持った駅は大好きである。



余談だか、阿波池田駅は「三好市池田町サラダ」という非常に珍しい地名に位置している。
いっそのこと、「サラダ駅」に改名してしまえば面白いのではないか?というのは個人的意見である。




待合室で昨日琴平駅で買っておいた菓子パンを朝食としてたいらげ、7時20分発、高知行き列車に乗り込む。

吉野川の渓谷を車窓から臨みながら、先ほど紹介した「小歩危」「大歩危」を通過して、次の目的地が近づいてくる…


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