サロマ記事、なかなか進みません(*^^*ゞ
もしかして わたし、肝心な所をふりかえりたくないのかも……
なんちゃって(*´艸`*)
さて続きです
斎藤商店を過ぎると、次に目指すのは
サロマ湖鶴雅リゾートホテルです
次の79km関門もギリギリ
ま、まずい……
と必死だったので、顔が強ばっていたのかも。あと少しで鶴雅リゾート!というところで
「さぁ!気持ちを楽にして、ここからまたガンバりましょう!」と、声をかけられました。
顔を上げると笛を吹きながら走る
「笛吹王子」でした!(勝手に命名しました。ごめんなさい
)この方のお知り合いが、お仲間用にエイドを用意されていて、その中のプチトマトを
「美味しいですよ♪どうぞ」と勧めてくださったのです。お言葉に甘えていただくと
本当に甘い!
「美味しかったでしょう?」
「はい、ありがとうございます!とろけましたぁ」
「あははは、それは良かったですねぇ!」
口もとろけましたが、笑ったことで体の力が抜ける感じがわかりました。ありがたいことです

お連れの方と「さぁ!行くぞ!」「おー!」と威勢良く走り去って行きましたが、74km地点であの笑顔。あの余裕。ビックリです
すごく楽しんでいる感じで、わたしもあんな風に走れるようになりたいなぁ……と強く思いました。
心身ともにパワーをいただいて、やっと鶴雅到着。
こちらには ご厚意で毎年お汁粉と、そうめんが振る舞われるのですが、去年も一昨年も、わたしが到着する頃にはお汁粉のみ。
なんと今年は、わたしが到着した時には
両方
ありませんでした

薄々予想はしていたものの、さすがにショック

次の関門79kmも必死で走らないと間に合いません。前を行くランナーも明らかに焦っています。先程の笛吹王子の姿も既に見えません。
去年、一昨年の周りの雰囲気とは明らかに違っていました。
1km毎にある距離表示も、走っても走っても進まないし、その時の精一杯キロ7分半で走るも
間に合わないかも。
この時初めて、もうやめたい
そう思いました。
一生懸命走ってるのに間に合わない。
虚しさとか、色んな気持ちが押し寄せてきて
もう、走ることがキライになっちゃうかも。
そう思いました。
やめたい。
でもそれはダメ!それはあり得ない。
絶対イヤ。
それまで辛い時に何度となく見ていた
お友だちが編んでくれたミサンガ。
彼女も函館走ってる。きっとガンバってるはず。
そんなことを想いながら
ワッカを目指しました。
この建物が見えた時は本当にほっとしました。でも気が抜けず必死です。

なんとか関門踏みました。
エイドでバナナで腹ごしらえ
ふと横を見ると列のできていないトイレが。
それまで我慢していたので、ここで入ることにしました
手がかじかんで思うように動きません
タイツも濡れていて下ろせません
時間が無いのに焦ったなぁ……
なんとかかんとか済ませて
遂にワッカ突入

キロ7分40で行けば間に合います
でももう、疲労困憊
そんなスピードは無理……
そう思いながらもアップダウンを必死で脚を動かしました
わたしの前後に ほとんど人は居ませんでした
間に合わないので早々にリタイアしたのでしょう
ワッカを進みながら
ここで動き続けることに意味あるのかな
なんて思いました
でも脚も痛くない、内蔵もやられてない
どこにも異常なし
気持ちだけでストップしたくない
諦めたくない
行けるとこまで、しっかり走ろうと思いました。
ワッカは約9kmを往復します
折り返しを戻ってきた方々が大勢
この人達は間に合います
わたしはほぼ最後尾
気持ちも更に弱りそう
でも最後の関門はなんとか突破したい
必死で走りました
風も吹いてきて雨足も強くなってきました
波もザブンザフン音をたてていました
ここでこんな状況
にくたらしーーー



大きな橋が近くなってくると、すれ違う人も居なくなりました
ほぼわたしだけ。
意地で走りました
絶対この橋は歩くと思っていたけど
全く止まりませんでした
どこからこんな力が出てくるのか、自分でもビックリでした
7分30くらいで
その時の全力疾走
係りの方が「行けるぞ!」
と言ってくれました
ワッカの直線、遠くの方にテントと男性数人が見えました
最後91.5km関門です
がんばって走りました
行ける!
と思ったけど
あとほんの数メートル、目の前すぐそこ!
というところで
コーンに横棒が渡されました
思わず、えー!と声が出て涙が出ました
今年のサロマは終わりました
「練習不足」これに尽きます。
他には、2回連続完走していたことで
「おごりと油断」があったと思います。
恥ずかしい……
この気持ちを忘れずに、また1からがんばります。
サロマのリベンジはサロマで果たします。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました(*^^*)
(*ノ∀`*)ゞ