都響 ファレル 交響的舞曲 バイルマン コルンゴルト | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2025年3月20日(木・祝)サントリーホール


スタンフォード:アイルランド狂詩曲第1番 ニ短調 op.78
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ラフマニノフ:交響的舞曲 op.45

【アンコール】

クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース Op. 6 (ヴァイオリン・アンコール)
 

指揮/キリアン・ファレル
ヴァイオリン/ベンジャミン・バイルマン

 

 

 

仕事が激務でどうにかなりそうだ。4月初旬までは続くだろう。

そんななか今日と明日はコンサート。居眠りするかもと思ったが大丈夫だった。

 

スタンフォードは、ふむ、普通。

いいも悪いも特になかった。疲れすぎ?

 

コルンゴルトのベンジャミン・バイルマンの演奏が素晴らしすぎてこれだけでも行った甲斐があった。

はじめの1音でもう「わぁ〜!」となった。

楽器はグァルネリ。もうなんとも美しい音色だった。演奏も大変素晴らしい。技術、情緒ともにパーフェクト。

アンコールも当然よかった。バイルマン、覚えておこう。別格クラスの腕前と感じた。

また、いかにも育ちのよさそうな雰囲気だった。

 

交響的舞曲は、弦のうねりが美しかったが低音の響きを感じられず物足りない。

もっとコンバスのガシガシとした重低音が欲しかった。

美しく演奏したかったのか?なんとも迫力に欠ける面白味のない演奏だった。

 

終演後に気づいたが、指揮者のジャケットの右脇が破れてた。

指揮姿は大ぶりで美しかったが、ジャケットは確かにピチピチだった。