新日本フィル 室内楽シリーズ ゴールドベルク変奏曲(オーボエ四重奏版) | クラシックコンサート鑑賞日記

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コンサートの余韻を楽しむブログ

2025年1月20日(月)すみだトリフォニーホール 小ホール

室内楽シリーズXXI~楽員プロデューサー編~(後半)#170 
Produced by 浅間信慶 (NJPオーボエ奏者)

モーツァルト:5つのディヴェルティメントから第5番(オーボエ三重奏版)
アラン・スティーヴンソン:ミニ・トリオ
J.S.バッハ(浅間佳世子編):「ゴールドベルク変奏曲」より抜粋(オーボエ四重奏版)

【アンコール】

冒頭の1曲:チャイコフスキー:白鳥の湖より4羽の白鳥の踊り

以下アンコール:

J.Sバッハ:主よ、人の望みの喜びよ

ジョップリン:エンターテイナー

オーボエ:浅間信慶、岡北斗、神農広樹、オーボエ&イングリッシュホルン:森明子

 

 

 

とても楽しかった!

この新日本フィルの室内楽シリーズのアットホームさときたら他に類を見ない。

メンバーの普段の仲の良さだとか、チームワークを感じて客のこちらも楽しくハッピーな気分にさせてくれる気がする。

これもメンバーのフリートークの楽しさがあるだろうが、この日のトークは特に楽しく、ユーモアに溢れていた。

 

今期の室内楽シリーズの会員となったため、普段行かないような今回のような演目にも足を運んだわけだが、やはり好きなものばかり集中して聞くのは自分の知見的にもよくないなと改めて思った。

本日は木管、しかもオーボエオンリーの演奏会というかなりマニアックなものだったし、前半は知らない曲ばかりだったのにも関わらずとても楽しめた。

 

また、イングリッシュホルンのことを主宰の浅間さんが別の言い方で紹介しており(コーラングレかも?)勉強になった。

 

まあとにかく演奏も素晴らしいがトークが楽しすぎるわ勉強になるわで充実した時間だった。

 

ゴルドベルクをオーボエ四重奏で?と想像もつかなかったが、大変美しく、感動した。

これらの曲は浅間さんの奥様が編曲をしたとのことで、すげーーーと心から思った。

 

演奏と関係ないところで思ったのが、やはり人前で何かする職業の人は漏れなく喋りがうまいなと。

持って生まれたリーダーシップがあるのだろうなと思った。

 

アンコールは有名どころを2曲。これも大変に楽しめた。

いい演奏会。墨田区まで出向いた価値は大いにあった。