読響 小林資典 ペトルーシュカ | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2025年1月11日(土)オペラシティ

 

シャブリエ:気まぐれなブーレ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)

【アンコール】

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン パルティータ第2番よりサラバンド

指揮=小林資典
ヴァイオリン=ヴァレリー・ソコロフ

 

 

 

新年一発目は読響。

読響がオペラシティって珍しいな。池袋が休館だからか。

 

さて、好きな音のオケはと聞かれたら私はおそらく読響。

長原さんがいなくなってしまって心配だったが、オケの音はシャブリエからよかった。

指揮者も初めての人だが、違和感もまったくなく楽しく聴けた。

 

とはいえ、チャイコンの第1楽章がソリストが全然よくなく、久々にがっかりした。

クセが強くさらさら弾きすぎ。面倒くさいのか?と思うほど。
全然よくなかった。情緒ゼロ。

ところが第2楽章からよくなった。
情緒も出てきた。
ラストは強烈な技巧を見せつけ、圧巻のフィニッシュ。第1楽章以外はなかなかよかった。

 

お目当てのペトルーシュカは、最初から最後まで文句なしに楽しめた。

自分の中でのMVPはトランペット。音色がめちゃくちゃ素晴らしかった。

遠目で見るとかなり若い人に見えたが、パンフを見るとしっかりおじさんだった。

 

他のソロもみな素晴らしかった。

コンマスは戸澤采紀。シティフィルの戸澤さんの娘さんだそうだ。

 

しかし小林さんという指揮者はお初だが、なかなかよかった。

特にいじることもなく、心地よく聴けた。

 

今年からコンサート回数を大幅に減らす予定だが、なんだかんだ結構入ってしまっている(^^;アセアセ)

夏あたりからグッと減るかな。