N響 カサド 三角帽子 プロコン2 ハーデリヒ | クラシックコンサート鑑賞日記

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コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年2月15日(木) サントリーホール

ラヴェル:スペイン狂詩曲
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 Op. 63
ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』(全曲)

【アンコール】

カルロス・ガルデル(アウグスティン・ハーデリヒ編):ポル・ウナ・カベーサ(首の差で)(ヴァイオリン・アンコール)

指揮:パブロ・エラス・カサド
ヴァイオリン:オーガスティン・ハーデリッヒ
ソプラノ:吉田珠代
NHK交響楽団

 

 

 

ハハハ(笑)やっとN響の本当の音が聞けたw 

昨年の9月以来。久々のN響のサントリー。NHKホールではまったく知る由もないN響の本当の音を堪能できた。

 

演奏はめちゃめちゃ素晴らしい。

特に今日は特に金管!!そして菊本さんがすぐ近くに!!!!

今日はP席で目の前。自分がオケの一員になったような気分を味わえた。息子がこの席に座ったら相当な勉強になりそうだ。

 

目当てはプロコのヴァイオリンだったが、三角帽子も最高によかった!

カサドのソロカーテンコールがあった。納得のカーテンコールである。

あとカサドがカッコ良すぎる。。。俳優のような色気があり、目の保養になりました。(ウルバンスキが今のところ指揮者部門のイケメンナンバーワンだと思います)

 

ハーデリヒは初だと思うが、めちゃくちゃうまかった。かなり理想の音そのものだった。

日曜に紀尾井でリサイタルをやるようだが、演目にまったく食指が動かずパス。プロコをやるなら行ってたかな。そもそも用事があるが。

アンコールはなんとも複雑な曲をやっていたな、、これも大変面白く聞けた。

 

メインの三角帽子、この曲がこんなに楽しい曲だとは思わなかった。

過去に2回ほど聞いているはずだが、いいも悪いもまったく記憶にない。

今日は、特に興味もないこの曲にいつの間にかノリノリで挑んでいる自分に気づいた。

カサドが思った通りの音を出せていたのではないかな。N響は相当身を委ねて演奏していたと思う。非常に楽しい演奏だった。

 

冒頭にも書いたが金管がとてもよい!!めちゃうまいし音が綺麗。

N響、本当はいつもこういう音を出していたのでしょうね。ソヒエフとのサントリーを拝みたかったが演目が確かベトとかでイマイチでパスした気がする。

ホールは楽器ですよ、NHKさん。