N響 井上 バビ・ヤール | クラシックコンサート鑑賞日記

クラシックコンサート鑑賞日記

コンサートの余韻を楽しむブログ

2024年2月3日 (土) NHKホール

ヨハン・シュトラウスII世/ポルカ「クラップフェンの森で」作品336
ショスタコーヴィチ/舞台管弦楽のための組曲 第1番 -「行進曲」「リリック・ワルツ」「小さなポルカ」「ワルツ第2番」
ショスタコーヴィチ/交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」*

指揮 : 井上道義
バス : アレクセイ・ティホミーロフ エフゲーニ・スタヴィンスキー*
男声合唱 : オルフェイ・ドレンガル男声合唱団*

 

 

 

 

バビヤールは、2019年にテミルカーノフ&読響で聞いて以来。22年に都響とインバルがあったが中止。これが25年2月に復活となる。

さて、井上さんは今年いっぱいで指揮を引退(本当かいな。。)、N響定期では最後の演奏となる演目がバビヤールとはやるなぁ。。

 

この曲はなんといっても第2楽章。

しかし毎度のことながらのNHKホールによる迫力縮小は悲しい。

テミルカーノフ読響の時は椅子からひっくり返りそうなくらい感激したのを覚えている。

 

歌手が一身上の都合により変更。(都合ってなんだろう。。)

代打のティホミーロフはハンプティダンプティばりのお腹。デカい!マフィアのボスのようだ。

歌はものすごい声量で3階まで難なく届く。ほぼ休みなく歌い続け、相当なカロリー消費だろう。太く迫力のある声はこの曲にぴったり。

 

そして合唱がびっくりなことに新国とかでなくスウェーデンの合唱団。わざわざスウェーデンから連れてきたということか?

N響が終わったら同じ演者・演目で大フィルを振る。彼らの交通費はN響と大フィルで折半だろうか?

この合唱もさすが海外から連れてきただけあり、大変素晴らしく大満足。

 

N響はそれぞれのソロもうまくよかったが、フルートは少し平坦に聞こえた。

 

曲が曲だけに聞き応えあり全体的によかったが、これもラジオで聞いた方が感動しそうだwwww

 

前半にヨハンシュトラウスⅡ世を1曲だけ入れたのは面白かった。あの鳥笛がかわいらしい。

この流れでワルツ、その後バビヤールといういかにも井上さんらしい対比を十分楽しんだ。