2019年11月1日 (金)
グラズノフ:交響曲第6番 ハ短調 op.58
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(全曲)
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
はじめに。
今日は全く集中できなかった。
公私共にあまりに忙しいため、今日1日で観賞モノをまとめすぎた。(以下参照)
昼:映画「ジョーカー」観賞
夕:「バスキア展」観賞(2回目)
夜:日フィル
バスキアはいいとして、映画はダメだ。しかも「ジョーカー」、重すぎる内容で考えさせられた。今も考えている。
重い映画のあとは音楽の予定を入れてはいけない、と反省した。
さて、ジョーカーのことを考えながら聞いたグラズノフ。実演ははじめて。
思いの外、自分のイメージしているものよりテンポが早かった。
ラザレフが動く動く!御年74歳とは思えぬ機敏な動きだ。
この動きに合わせてオケが走った。
もう少しテンポを落としてグラズノフの美しいメロディーを聴かせても良かったんじゃないかなとも思った。
第3楽章の木管はとてもよかった。
ラザレフもだいぶご機嫌だったように思うw
火の鳥は、ぶっちゃけ感嘆しなかった。
というのも、以前に聞いたマリ管ゲルギエフ、トゥールーズ&ソヒエフが良すぎて、これを超えるのは難しい。
マリ管ゲルにおいては、カスチェイの踊りから終曲までをなんとアンコールでやった。これにはたまげた。そして完全完璧、ぐうの音も出ない迫力、精緻な演奏だった。もう、大号泣だったw
トゥールーズとソヒエフの音色も、これ以上を望む演奏は今後この先、どのオケでもあり得ないかもしれないと思うほどの音色だった。
こちらも落涙w
これを聞いてしまっているものだから、今日の演奏は普通と感じた。
カスチェイの踊りの中盤では、オケの音が我も我もとかなりカオスだった気がする。
「大きい音が一斉になっている」だけの状態だった。
ただし、冒頭の通り、ジョーカーで頭がいっぱいの自分。
しかも大好きな、ザ・ラザレフ。悪いわけがない。。。
ジョーカーの余韻はこの先も引っ張りそうで怖い……。
どうでもいいが、imacをcatalinaにバージョンアップしたらChromeが遅すぎて使い物にならない。
奥の手を使って、なんとか改善したが、それでもまだ以前のようなサクサク感はなし。アメブロも明朝体になってるし。PC替え時かな。。。