建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
【施工状況】(★1)
建物は、
112本の木の幹を円錐形に近い形につくり込んだものを型枠とし、
土色のコンクリートを500㎜ずつ24回打ち込んだもの
【外壁仕上】
外壁は、
そのコンクリートの層が模様となり、
内壁は、
三週間かけて内側から燻した型枠を撤去したかたちが、
そのままテクスチャーとして残っています
【内部空間】※チャペル奥からエントランス側をみたところ
★1:施工状況の写真は、
『ZUM HIMMEL OFFEN Die Bruder Klaus Kapelle In Wachendorf』より抜粋
※ケルンのルートヴィヒ美術館のショップで購入した書籍/9.8EUR
壁に埋め込まれたガラス球がほのかに光り、
見上げればオープンエア
太陽の光はさえぎられることなく差し込み、
雨も風も受け入れます
撮影は控えましたが、
彫刻家“ハンス・ヨーゼフソン”(★2) による
隠修士“ブルーダー・クラウス”のブロンズ胸像が写真左下方にあります
★2:ハンス・ヨーゼフソン
過去、このブログ+.+mokonote+.+でもちょっぴり紹介
コチラ ⇒ http://ameblo.jp/mokonote/entry-10910130494.html
予算のないなか、
オーナー夫妻、村の友人知人、
ツムトア本人もセメント積みに参加したという『野のチャペル』
想いがカタチになった‥、
そして自然を享受する素直な建築です
+.+つづく+.+