建築のたび vol.01_2 ブルーダー・クラウス・野のチャペル | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

建築のたびblog +.+mokonote+.+

~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート



建築のたびblog +.+mokonote+.+-Kapelle21

【施工状況】(1)



 建物は、

 112本の木の幹を円錐形に近い形につくり込んだものを型枠とし、

   土色のコンクリートを500㎜ずつ24回打ち込んだもの



建築のたびblog +.+mokonote+.+-Kapelle22

【外壁仕上】


 外壁は、

 そのコンクリートの層が模様となり、


 内壁は、

 三週間かけて内側から燻した型枠を撤去したかたちが、

   そのままテクスチャーとして残っています



建築のたびblog +.+mokonote+.+-Kapelle23

【内部空間】※チャペル奥からエントランス側をみたところ


1:施工状況の写真は、

  『ZUM HIMMEL OFFEN Die Bruder Klaus Kapelle In Wachendorf』より抜粋

  ※ケルンのルートヴィヒ美術館のショップで購入した書籍/9.8EUR



建築のたびblog +.+mokonote+.+-Kapelle24

壁に埋め込まれたガラス球がほのかに光り、



建築のたびblog +.+mokonote+.+-Kapelle25

見上げればオープンエア


太陽の光はさえぎられることなく差し込み、

  雨も風も受け入れます


撮影は控えましたが、

  彫刻家“ハンス・ヨーゼフソン”(2) による

    隠修士“ブルーダー・クラウス”のブロンズ胸像が写真左下方にあります


2:ハンス・ヨーゼフソン

   過去、このブログ+.+mokonote+.+でもちょっぴり紹介

   コチラ ⇒ http://ameblo.jp/mokonote/entry-10910130494.html



予算のないなか、

  オーナー夫妻、村の友人知人、

    ツムトア本人もセメント積みに参加したという『野のチャペル』


想いがカタチになった‥、

  そして自然を享受する素直な建築です


+.+つづく+.+