建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
「中世スイスの隠修士“ブルーダー・クラウス”の巡礼地を
自分たちの住む、ドイツのこの地に‥。」
農場経営者、Trudel und Hermann-Josef Scheidtweiler/
ヘルマン=ヨセフ・シャイトヴァイラー夫妻の、
ピュアで慎ましくも熱き想いから実現した建築
“ブルーダー・クラウス”の礼拝堂
■『Die Bruder Klaus Kapelle/ブルーダー・クラウス・野のチャペル』
■Peter Zumthor/ペーター・ツムトア(ピーター・ズントー)設計
■ドイツ、ケルン郊外アイフェル地方、
ライ麦畑が広がるWachendorf/ヴァヒェンドルフ
土色のコンクリートの外壁が、
周りの柔らかい自然の色と調和した礼拝堂
野原の間の道を頼りに、
少しずつ歩を進めます
程近いところで鍵を開けに来る人物を確認!
※小さく写ってる人、分かりますか?
【礼拝堂前のアプローチ】
礼拝堂前に到着し判明するのですが、
鍵を開けに来たのは、なんとオーナーのヘルマン=ヨセフさんご本人でした
ちょっとしたサプライズ
まずはご挨拶。。場に温かな空気が流れ、
言葉は通じなくても通じ合える何かがあり‥、
こんなところに建築のチカラを感じます
馬に乗って、朝の礼拝に来た三人の母と娘たち
チャペルには一人ずつ入るのが礼儀の様で、
建物の裏で交代で待機されていました
+.+つづく+.+