瀬戸の内海に浮かぶ島々を
写真とともに綴るmokonote/モコノート
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、
下蒲刈島をとり込む航路が整備され、
三之瀬(さんのせ)地区には本陣・番所を備えた「海駅」が設けられました
《“福島”雁木》
広島藩主:福島正則の指示で造成された長雁木(がんぎ)
《侍屋敷》
「丸本家住宅」 ※旧浅野藩下茶屋役宅
およそ250年前に建てられた武士の役宅
また、朝鮮通信使往来の時代には、
島は、彼らを接待する場所としても栄え、
下蒲刈島がもてなす料理が「一番美味しい」と評判だったそうです
《観瀾閣の外観-石畳の通りから-》
「観瀾閣」 ※旧榊谷仙次郎邸
下蒲刈島出身の榊谷仙次郎さんは、
日露戦争に従事した後、満州において湾岸整備に従事します
その経験や感覚を活かし、
1935年に建てられたのがこの別荘
※当時の満州で多く建てられたという、「近代和風」調
《観瀾閣の外観-瀬戸に臨む-》