下蒲刈島/三之瀬地区@早春の瀬戸の内海を旅しました その4 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

瀬戸の内海に浮かぶ島々を

 写真とともに綴るmokonote/モコノート


豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、

 下蒲刈島をとり込む航路が整備され、

  三之瀬(さんのせ)地区には本陣・番所を備えた「海駅」が設けられました



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《“福島”雁木》

 広島藩主:福島正則の指示で造成された長雁木(がんぎ)



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《侍屋敷》

「丸本家住宅」 ※旧浅野藩下茶屋役宅

  およそ250年前に建てられた武士の役宅


 また、朝鮮通信使往来の時代には、

  島は、彼らを接待する場所としても栄え、

   下蒲刈島がもてなす料理が「一番美味しい」と評判だったそうです



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《観閣の外観-石畳の通りから-

「観閣」 ※旧榊谷仙次郎邸


 下蒲刈島出身の榊谷仙次郎さんは、

  日露戦争に従事した後、満州において湾岸整備に従事します


 その経験や感覚を活かし、

  1935年に建てられたのがこの別荘

  ※当時の満州で多く建てられたという、「近代和風」調



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《観閣の外観-瀬戸に臨む-