建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
画商エルンスト・バイエラーのプライベートコレクションを
一般に公開する為に建てられた美術館(1997年)
“ベロウヴァー公園”の緑と空気が心地良い環境のなか、
軽やかに据えられています
■『Fondation Beyeler/バイエラー財団美術館』
■Renzo Piano/レンゾ・ピアノ設計
■スイス、バーゼル郊外のRiehen/リーエンという街、
Aeussere Baselstrasse/オイセレ・バーゼル通り沿い
~トラム・フォンダツィオン=バイエラーが最寄り~
ピアノの設計コンセプトは、
「光を利用し、作品を引き立たせる」こと
その言葉通り、展示室内は全面トップライト
チケットのデザインにもなっている、
スイス出身の彫刻家“アルベルト・ジャコメッティ”の作品がある展示室
柔らかい自然光で満たされています
ピアノは独自の調光システム(★1)を開発し、
ガラス屋根に仕掛け、光をコントロールしているのだとか‥
★1:天候や季節の変化に応じて、
自然光を採り入れる角度や程度を調整するシステム
蓮池に面する展示室内からは、
池越しに見える“ベロウヴァー公園(★2)”とともに、
作品と自然との調和が堪能できます
★2:Berower Park/ベロウヴァー公園は、イギリス式庭園
レストランもありますよ♪ ⇒ http://www.fondationbeyeler.ch/Museum/Restaurant
+.+つづく+.+
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