新年大福茶会 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

新年恒例!名勝 縮景園“清風館”において開催される、

 『縮景園新年大福茶会』に行って参りました


上田宗箇流社中さんの御点前で、

  初めて“大福茶(おおぶくちゃ)”をいただきました

   ★大福茶:薄茶の中に、梅干・黒豆・山椒の実が入っています

   新年大福茶会とは、「若水を汲んでお茶を点て、その年の無病息災を祈るお茶会」



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■菓銘:『曙』

■ご製:御菓子処『高木』さん


時は遡ること平安王朝の時代(951)

  空也上人が、都に蔓延する疫病に苦しむ人々に茶を振る舞ったそうです


病は沈静し、後に時の天皇:村上天皇が服され、

 “皇服茶”と呼ばれるようになったのが、茶の起源


庶民に福をもたらし縁起の良いことから、
 “大福茶”という字が当てられ、現代に伝承されています



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当日は、楊枝“黒文字”が用意され、

  梅干の種と共にお持ち帰りしたよ~ 福