建築のたび vol.31 河井寛次郎記念館その1 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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桜が咲き始める季節、

 『河井寛次郎記念館』を訪れました


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~近くの「大谷本廟」境内の桜~


■『河井寛次郎記念館』

■日本、京都市東山区五条坂

    ~京阪電車「清水五条」駅、京都市バス「五条坂」などが最寄り~


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《陶芸家“河井寛次郎”の住まい兼工房》

 制作活動の拠点とされていただけあって、

   かしこまった美術館の類で鑑賞するより、作者の息吹を感じる場所です


 玄関を入って土間を進むと、

   さぞ京都らしい町屋風の造りかと思いきや、

     居間(板の間)には中庭からの明るい陽の光、

       見上げると2階は吹抜け‥という広がりのあるプラン



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2階吹抜けから居間を見下ろす》

 ※写真、向かって左にある土間で靴を脱ぎ、右に進むと中庭に出ます


 出雲大社の様な神棚や、

   無垢材の臼をくり抜いて加工した椅子。。もちろん寛次郎デザインによるもの


 床材の板幅は巾広

   民芸調がっつり!骨太なインテリアです



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《防空壕につながる扉》

 1階床下には、

  “太平洋戦争”時代を物語る防空壕へつながる階段があります



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《階段の箱箪笥》

 陶芸家“濱田庄司(1)”からの新築祝いの贈り物

 1:寛次郎の2年後輩


 ぶら下がっている数珠玉の様なもの

   用途は「手すり」、なるほど~!



+.+つづく+.+