建築のたびを写真とともに綴るmokonote/モコノート
★1995年:木立(こだち)を作る
■『Fondation Cartier pour I’art contemporain/カルティエ現代美術財団』※外観のみ
■Jean Nouvel/ジャン・ヌーベル設計※エマニュエル・カッターニとの共同設計
■フランス、パリ、パリ左岸14区
~メトロ・ラスパイユ駅などが最寄り~
冬のパリの朝は遅くて、
am8:30過ぎになってようやく空が明るくなります
写真中央は、
ラスパイユ通りを歩いていると見える“モンパルナス・タワー”
『カルティエ現代美術財団』は、
このラスパイユ通り沿いにあります
ガラスを多用し、
透明感ある印象の建物
通り沿いのガラス壁と建物の外壁ガラスとの間に立つ樹木や、
空の様子や、まわりの街並み‥、
これらが重なり合ってガラスに映り込みます
実像と虚像による木立らが、
建物内部の様子を不可視にし、
建物の存在をはかなげなものにしています