建築のたび vol.29 パリでジャン・ヌーベル建築を巡る/カルティエ現代美術財団 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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1995年:木立(こだち)を作る


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■『Fondation Cartier pour Iart contemporain/カルティエ現代美術財団』※外観のみ
Jean Nouvel/ジャン・ヌーベル設計※エマニュエル・カッターニとの共同設計
■フランス、パリ、パリ左岸14

      ~メトロ・ラスパイユ駅などが最寄り~


冬のパリの朝は遅くて、

  am8:30過ぎになってようやく空が明るくなります


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写真中央は、

  ラスパイユ通りを歩いていると見える“モンパルナス・タワー”


『カルティエ現代美術財団』は、

  このラスパイユ通り沿いにあります


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ガラスを多用し、

  透明感ある印象の建物


通り沿いのガラス壁と建物の外壁ガラスとの間に立つ樹木や、

  空の様子や、まわりの街並み‥、

    これらが重なり合ってガラスに映り込みます


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実像と虚像による木立らが、

  建物内部の様子を不可視にし、

    建物の存在をはかなげなものにしています