建築のたび vol.02 俵屋旅館その2 | 建築のたびblog +.+mokonote+.+

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~建築のたびと日々のできごとを写真とともに綴ります~

廊下は薄暗いのですが

坪庭やラウンジ、

ニッチの様に設けられたティールーム‥といった小部屋を介し


採光がはかられているんですねぇ


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ティールーム


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坪庭はオープンエアで

蹲(つくばい)を中心にひときわ明るい自然光がふりそそぎます

この季節は3月ということで桃の木がしつらえてあり

目でいただく四季の扱いは当然徹底されています


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富士の間前から坪庭を見る

建具の襖紙は唐紙の老舗『唐長』さんのものでしょう


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あじろ天井は鋼板下地に市松模様(杉の板目)


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竹泉の間

庭に面した掘りごたつの書斎机

ちなみに、建築家・中村好文さんは竹泉の間にご宿泊

  ※著作「意中の建築/上巻」より


見学御礼に広島銘菓“川通り餅”を差し上げましたら

御返しに俵屋旅館オリジナル手拭いをもたせてくれました

(エビでタイを釣りました(*^^)v


ギャラリー遊形や町屋を改装した遊形サロン・ド・テは

麸屋町姉小路東入ルにあります


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俵屋旅館のエッセンスを少し堪能できるかな