登園・登校
感染拡大中で大丈夫?
新学期を迎えるにあたり
心配だったりしますよね
子どもに心配をさせないように
“ 大丈夫だよ ”
って言ったりしますよね
でもそれって、
逆効果だったんです。
子どもに、
かえって心配させちゃってるんですよ。
できるだけ、心配なことには
触れさせないように。
と、しているかも
しれませんよね。
でも子どもって、
親は隠しているつもりでも
気持ちを見抜いてしまう力を
持ってるんです。
ずいぶん前のことですが、
今にも死んでしまいそうなほど、
弱ってしまっている子猫を保護しました。
介護状態だったので、
心配が尽きなかったのです。
娘には心配させないように、
猫の状態を『大丈夫』
としか伝えていなかったのです。
そして娘に
『大丈夫』
とだけ伝えたまま、
私は他のことをしていたのです。
その間、娘は一人きりだったのです。
そしたら、
『一人で心配でさびしかった』
そう言って泣きじゃくっていたのが
衝撃的でした。
それからは、
私自身が心配だと思っていることは、
娘にも伝えるようにしたんです。
そのようにしてからは、
『おじいちゃんの体の調子が心配だよ』
とか、
『学校はちゃんと始まるのかな?』
などと、娘の方から
言ってくることが増えたのです。
親が子どもには
“ 大丈夫だから ”
と、余計な心配を
させまいとするのは親心ですよね。
ただ “ 大丈夫 ” と
心配なことに触れさせないように、
ピタリと扉を閉められてしまうと、
子どもは、一人で勝手に
心配を膨らませてしまうかもしれません。
だから、
“ ママやパパも同じように
心配だよ ”
と、認めてしまう。
子どもは、
“ ママも私と同じように心配なんだぁ ”
って安心します。
今日のお話は、
子どもは、心配なことがあっても、
ママやパパも同じように心配だ
ってわかると、
安心の中で心配できるよ。
という話でした。