今回もお越し下さり
感謝申し上げます
母が定年を迎える頃
私に、しきりに
言い始めます
その頃
小さな会社で、私は
脂がのってる時期です
その頃に
母が言い出したこと
｢私が、辞めるから
その後さぁ～
あんたが入ってよ｣
何故？？疑問がわいて
1回では
うんと言わない
私へ
しつこく言います
｢だから、私の後に入って
継いでほしいのよ｣
それでも
返事をしない私へ
執拗に、母は言います
｢あんたの会社の社長に
何かあったら終わりよ
あんたの生活は終わる｣
その頃の私は、まだ
母の毒に気付いてません
だから、だんだん
母の毒が全身に回り
母の言葉通りになります
社長に辞めますと
宣言した時は
社長が慌てます
給料を上げるからと
説得されますが…
もう、母の毒を
さされてしまった
後ですから
私には、響きません
結局
母の後に入ります
その間
1週間程休みが
ありましたが…
丁度、GWで
母が
どうしても海外へ
行きたいと言い
行ったのです
いやいや、私
帰国翌日から
貴女の後に
入るのですが…私…キツい
そんな事は、母には
関係ないようです
私は、母と働くまで
ｷｬﾘｱｳｰﾏﾝ
仕事が出来る母だと
思ってました
しかし
入社した日の挨拶時
30人以上の社員
全員の
敵意を感じます
捻れた視線が
ｸﾞｻｸﾞｻ刺さります
その理由が、その日に
解る出来事が
起こるのです
まず思ったのは
母のやってる仕事
はっ？？これだけ？？
PCも使ってないし
そろばんですよ😱
電卓じゃなくて…
封筒は、手書きです
わざわざ、筆で書いて？？
効率が、悪過ぎます
そして、他の人に文句が
多いです
なるほど
この母の態度が
朝の敵意だったのか…
しかも、周囲の空気を
全く、読めてないです
だから、周囲の腰が
引けてるのも解ってない…
あまりにも、
簡単な仕事なのに
引き継ぎ期間
3ヶ月もいるのかな？？
若い頃は、大手の会社で
先輩に揉まれた私です
別の大手の会社で
男性に交じって
設置、営業やってた
私です
小さな会社だけれど
全部、自分で調べ、学び
全ての仕事を一人で
やってた私です
中堅の支店如きの仕事とか
簡単に見えました
それに
母は仕事の電話が
長い、兎に角、長い
そりゃあ、仕事も遅く
なります
私は、ケジメの為にも
当然、母でも敬語で
話してました
ある日の出来事です
母が、長電話の後
言い間違えをします
それを、前の女性と
ちょっと、ｸｽｸｽって
小笑いをしました
そうすると、母が
振返りざまに
私を怒鳴りつけます
｢何故、笑うの｣
私は、言いました
｢ちょっと、言い間違え
られた事が…｣っと
言いかけた時でした
｢あんた、私をバカに
してるでしょうが
ふざけなさんなっ｣
大声で、怒鳴り
怒りまくります
悔しくなった私は
すみませんっと言い
トイレに走ります
悔しくて、情けなくて
何故、あんなに仕事
出来ない人から
言われなくちゃ
いけないのっと
涙が溢れました
しかし、涙を拭き
すぐ、席に戻ります
それを見た母が
言いました
｢ごめん、言い過ぎた｣
周囲の視線を
確認しながらです
その時、母は解って
なかったけれど
私には、周囲の敵意
ﾋｼﾋｼと感じてます
苦しいのは、辛いのは
母に対する周囲の恨み辛み
全てが
私に向いているからだと
実感してました
continue next time…
written by maboo🍀