2013年5月下旬クローバー


 20日の外来にかかって以降に出た、気になる症状がある。

左うでのつっぱり。

左腕がまっすぐ伸ばせなくなった。

うでをまっすぐにした状態を180℃としたら、160か170℃くらいしか伸ばせない。

ヒジの内側に、今までなかった筋が出るし、左わきにも出る。手首にもくっきり筋が。

無理に伸ばすと痛くて痛くてあせる手を上へ挙げた状態でまっすぐに伸ばすと特に。

何の痛みだろう?と何の筋だろう?外来行った方がいいかなぁ?と毎日思っていた。

少し曲げているだけで痛みは消えるので、左手は少し曲げた状態で過ごす事が多かった。

それでも放っておくと固まってしまいそうで、少しずつ伸ばそうと、自分なりにゆっくりヒジを伸ばす努力をしていた。

 それともう一つ。

口が苦い汗

何も食べてない状態でも苦みを感じ、食べ物を食べても苦みが強い。

カレーですら苦い。食卓で、家族に「これ苦くない?」と何度聞いたことか。

「苦くないよ~」と言われるので、私の問題らしいのだが、飲んでいるタスオミン錠の副作用には味覚障害などとは書いていない。抗がん剤は味覚異常が出るらしいが、私はしていない。

この2つの症状はなぜなのか、次の外来で先生に聞こうと、忘れないようにメモに書いていた。


6月5日クローバー


 外来予約の日。

胸の水はほとんどひいたと思ったが、陥没部分があらわになるほどではなかった。

けれども、もう再手術はしないと先生に言うつもりだった。

それと腕の突っ張りと味覚障害の事も聞くつもりで行った。

先生の触診。まずは腕の突っ張り。手を挙げて見せる。

「これはね、センチネルの所が癒着してるんだよね。よくあるよ。また痛い事するって言われちゃうなぁ」と先生。

癒着して引っ張られ、腱が浮き出ていたみたい。

荒治療で、癒着しているところをはずす?ようだ。

ヤダーあせる痛そうあせる

左手を挙げた状態で、先生が脇のセンチネル付近を両手で広げるように伸ばす。

「いくよー。ごめんね。ヨイショッ!あれ?そうでもないねぇ・・・」

バキバキっとなるかと思いきや、伸ばしてもならず。何度かやっても同じだった。

「先生、自分の努力でなんとかなりますか?」

「うん、お風呂に入った時とかに、こうやって脇を伸ばすようにしてごらん」と教えてもらう。

私はひじを一生懸命伸ばそうとしていたけれど、脇がくっついてるから脇を伸ばさなきゃいけないらしい。

体操のネコのポーズ(脇をビヨーンと伸ばす姿勢)をさぼってたからかなぁ?

痛いからいつも左手曲げてたし…。でも先生は私を責めるどころか、「よくあるよ」と言う。きっと私がもうちょっと積極的に動かしていれば、癒着なんかしなかっただろうなぁと思った。反省汗

続けて味覚障害の事も聞いてみる。

やはり薬の副作用とは考えにくいとの事。

自分で亜鉛のサプリを飲んでいると話すと、それで様子を見て・・・と言う。

そして、再手術はしないと決めたと先生に報告。

「ごめんね」と私の右肩をポンポンってする。

再手術はナシと決まったところで、放射線治療を始める事になった。

放射線科と連絡を取って、6/21から開始することに決まった。

もうちょっと早くスタートできると思っていたのに、放射線科も予約でいっぱいのようだった。

手術して、1か月と3週間後のスタートになる。放射線治療は手術して3か月以内に行えばいいらしい。

処置室で、3回目のお腹の注射をして帰った。