2013年3月11日クローバー


 仕事の休みをもらって、紹介先の総合病院へ。紹介状とレントゲンを持って。

紹介された先生は、乳腺専門医の先生で外来は完全予約制。

先日のクリニックの女性から、「この先生ね。人気があって予約を入れるとだいぶ先になるから、紹介状を持って予約せずに行った方がいいよ」って言われていた。

外来は午前中だけ。はりきって朝一番に受付。

でもすでに外科の外来ロビーは女性でいっぱい。ウィッグつけた人もちらほら。なんだかドキドキ、不安になってきた汗

待っている間、壁に貼ってある掲示物を見ていた。

乳がんシンポジウムの案内。紹介された先生が講演者の一人だった。先生、すごいなぁ~。

乳がん手術後の人向け、下着の販売。こんなのがあるのかぁ…。

乳がん患者の会。ウィッグのパンフ・・・。 だんだん不安になってくるしょぼん

結局、2時間待った頃、名前を呼ばれた。

50歳前後?の優しそうな先生。まず持って行ったレントゲン写真を見たあと、触診でしこりを確認。

先生から、「これは、少し太い針を刺して組織を採る検査をしようね。ちょっと麻酔をかけるからそんなには痛くないと思うよ。今日の午後、また来れる?」「はい。一旦帰って、また来ます」そう返事して、一旦病院を出る。

午後からまた出直して、検査室へ。

ベッドに寝てエコーで見ながら、「ちょっと痛いけどがんばろうね」と言われる。痛いんだぁ~。

4つあるしこりのうち3つには、先日のクリニックと同じ、少し太めの注射針で組織を採る。

痛い~!と思うしこりと、そうでもないしこりがあった。それでも身もだえしながら、なんとか3か所採った。

そして問題の左胸脇のしこり。これは部分麻酔の注射をかけられ、3ミリくらい切開してからの検査だった。

「ボールペンの芯くらいの太さの針を刺すからね。ちょっとバチンって音がするけどビックリしないでね。音がこわいけど、大丈夫だよ」

「バッチン!」 バネの音がする。バネを使って刺さった感じ?

思ったより痛くないなぁ・・・と思ったのもつかの間、同じしこりに違う角度から2回目「バッチン」。最後にまた違う角度からもう一回「バッチン」

3回目が痛かったぁぁぁあせる麻酔が切れかけていたかも。

「もう終わりだよ。痛かったねぇ。あちこち6回も刺せば痛いよねぇ」

私も痛いのを我慢して、背中に汗をかいていた。痛くて涙ぐんでいた目尻から涙がポロリ。「うわ~。泣かせちゃった。ごめんね」

切開したとこは、大げさなくらいにテープを貼られた。看護婦さんが背中をふいてくれたのが嬉しかった。

結果は1週間後に出るらしい。

その日は切開したところの感染を防ぐため、お風呂はダメでシャワーに。痛みどめの薬ももらった。

たったちょっと切開しただけだったけど、左手を使うと痛くて、夕飯の支度が不自由だった。

あぁこの検査もうしたくないなぁ・・・。結果が良ければいいなぁ…。