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Christmasの朝

目覚めた私は泣いていた

たしかに残るぬくもりを
抱きしめて
泣いていた


私に届いた贈り物

空の上からのメッセージ

列車のホームで
駆け回る子達


もうすぐ列車が来る



危ないよ
大丈夫

楽しいよ


ぎゅっと抱きしめたのは
こだま
あなただった


☆☆☆☆☆☆☆☆☆





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


あたしたちは
まだ列車には乗れないから


ここにいるの



モコが私に言った


おかあさん



おかあさんは
前に進んで


私たちに心を残さず
前に進んで



おかあさんが乗る列車は
もう来るから



さあ
早く





目覚めた私の手に残る
あたたかなぬくもりを

ぞっと感じながら


私は
カーテンを開け
朝陽を浴びた


眩しそうに
とめが小首をかしげ

眠そうなももの
大きなあくび


なんでもない
こんな朝が
幸せだと教えてくれた




空の上からの贈り物


メリークリスマス