待機児童問題が社会現象となっています。
保育園に入れないことで、本当に困ってしまう親御さんも
いらっしゃるので、一概には言えませんが・・・
そして、国の政策について物申すわけでもありません。
でも、国は税収を上げなくてはならないわけで、子育て中の
主婦を働かせたいわけです。。
ある側面からすれば、待機児童問題がメディアで取り上げられれば
取り上げられるほど「私も働かなくちゃ!」と、就活に乗り出す
母親が増えたように思えるのですが・・・。
どうなのでしょうか?
深く考えず、とりあえず流行に乗るかの如く働きに出たようにも
見受けられるお母さん方も少なくないように思えます。
今は、「保育園に入れる入れない」だけが取り上げられますが、
本当に取り上げられなければならないのは、「保育の中身」と
「親子の関係」です。
預けられればそれでOKではありません。
相手は将来日本を支える子ども達なのですから。
かわいい我が子が、心も体も健全に育ってくれることが親にとって
何よりの幸せです。
健全な心と体の土台となる時期の多くの時間を過ごすのが保育園です。
保育の中身はとても大切なのです。
それと同じくこの時期の親子関係もとても重要です。
「健全な心と体の土台を築く時期」この意味を、私たち保育に携わる
者がクレームを恐れることなく、どんな親御さんにも分かるよう、
ちゃんとお伝えしていかなくてはならないのだと感じています。
待機児童問題により「保育園」が注目され続けることはないでしょう。
人間は流行に弱いからです。
次は「保育の中身」その次にやっと「親子の関係」それにより仕事の
仕方や時間が見直されることとなるのでしょうね。