笑って泣いて | モコのブログ

モコのブログ

保育園・託児所の運営をするモコが日々の子供達の様子、日々の生活の事を書いている雑感ブログです。

皆さんの子育てのお役に立てれば・・・と思い綴っています。


保育士にどんな子どもに育てたい?と尋ねると

大抵「子どもらしい子ども」とかえってきます。

では、「子どもらしい子ども」とは・・・


これも保育士に質問すると、「感情が素直に出せる

子ども」とかえってきます。

喜怒哀楽がわかりやすいといことでしょうか。




子どもの立場や気持ちになって保育するのが保育士

ではありますが、「今、この子何を考えているのだ

ろう?」と気持ちがわからない子どももいます。

言葉で自分の気持ちを表現する前段階として、態度

や表情で気持ちを表すのが子どもですが、何をやる

にも意欲が見られない、表情が薄い子どもの心は読み

にくいのです。


例えば、「お散歩に行くよー!」となれば、お友達と

先を争って外に出ようとする外遊び大好きな子ども。

「おやつだよー」となれば、誰よりも先に手を洗って

椅子に座る。

甘えたいなーとなれば、保育士の膝にスーッと入って

きたり、抱っこをせがんだり。

好きな遊びは、周りを気にせず遊ぶ。

あっぷっぷ!して大笑いする。

友達とおもちゃの取り合いをして大泣きする。

などなど・・・

どれにも当てはまらい子ども。

いつも、ボーっとしていてみんなから遅れてしまう子ども。

絶えず、一番後ろから保育士におしりをたたかれながら皆

の後からついてきます。


保育士を困らすわけではないし、お家でも言われるがまま

動いていたり、親がやってしまっていれば何も困らない

子ども。

言い方を変えればおとなしい?なのでしょうか?

なんとなーく時間が流れている子どもって、子どもらしく

ないですよね。どちらかというと高齢者でしょうか。

みんなの中で埋もれてしまい、この子の無気力さを発見

するのは、もしかしたら小学校高学年になっているかも

しれません。



保育士だから、小さな保育園だから、見えてくる様子かも

しれません。



でも、そんな様子を知りたい場合、園庭解放や参観会、

公園での様子を見るのが良いでしょう。

客観的に広い視野で、わが子を見てみる機会を是非作って

いただきたいと思います。