言葉と食育 | モコのブログ

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保育園・託児所の運営をするモコが日々の子供達の様子、日々の生活の事を書いている雑感ブログです。

皆さんの子育てのお役に立てれば・・・と思い綴っています。

先日研修に行ってきた保育士からの報告、
すごく興味深かったので、少しだけ皆さんにもお伝えします
ね。

8ヶ月の子どもに昔話を読み聞かせするにあたって、色々な
言語を用いて行った検査結果。
日本語で行った場合、脳が良く働き興味を持って聞いている
結果がでるのだそうですが、日本語以外で行った場合の脳は
青く、興味を示していないという検査結果だったそうです。
ということは、内容までを理解しているかどうかはさておき、
8ヶ月の子どもは、日本語という言葉を理解しているというこ
とだそうです。

離乳期に初めて口にする食べ物は、子どもにとって、どれも
「おいしい」に匹敵するものではないのかもしれませんが、
「おいしいね」「甘いね」などの言葉をそえることで、この
食べ物は「おいしい」「あまい」と脳にインプットされてい
くのだそうです。
乳幼児期にインプットされた記憶は、生涯を通じて記憶され、
大人になっても、その記憶が味覚や行動となり現れるのだと
いうのです。

毎日、乳幼児と給食を食べている私達は、そんなことを頭に
入れ、声かけしながら保育していかなくてはならないと、改
めて感じました。

この研修については、次回のリーダー会議で報告を入れても
らい、現場に降ろしていこうと思います。
また、ご家庭でも知っておいてもらいたい内容は、お便りな
どでお知らせしていきますね。