
モコでは、クラス編成をしていても、その日の行事や遊び、子どもの人数によって異年齢の保育をしたりします。
また、クラス編成をしない異年齢保育をしていても、年齢別に分かれて遊んだり行動したりします。
異年齢保育では、年齢別のクラス編成では、味わえない刺激や心の育ちを感じることができます。
小さい子どもは大きい子どもに一生懸命ついていこうと張り切りますし、大きい子達は小さい子に優しく接し年長者という自覚が芽ばえます。
そんな中でも、小さい子達のアンテナの張り方には驚かされます。
大きい子達がやっていることを、すかさず盗んで直ぐに自分の遊びの中に取り入れていきます。
大きい子達がトイレに行けば、自分も・・・と、その気になります。
給食も、大きい子が残さず食べる姿を見て、自分も・・・と頑張ります。
そんな気持ちを保育士は上手に誘導しています。
そこが、異年齢の集団の良いところ。
逆に異年齢保育では・・・というところもあります。
それは、大きい子達が小さい子に遊びを邪魔されて、なかなか集中できないこと。
大きい子達は、もっともっと色々なことにチャレンジできるのに、小さい子に合わせなければならなくなってしまうこと。
大きい子達の大胆で活発な遊びと、小さい子のヨチヨチでは危険も伴います。
一長一短ですが、年齢別の保育と異年齢保育のどちらも取り入れながらの保育が、0,1,2歳児には良いのではと思っています。